今回は、英語で「~するようになる」という意味の「come to do」の使い方を例文で解説していきます。
また、「get to do」は、状況によって「come to do」と似たような訳し方ができる表現なので、これらの言葉の違いについても確認していきましょう。
「come to do」と「get to do」の意味の違い
「come to do」・・・「~するようになる」
何かをするまでの「過程」に焦点を当てた表現。
「get to do」・・・「~することができる」
何かをする機会を得るという「結果」に焦点を当てた表現。
簡潔に言うと、以上の内容が「come to do」と「get to do」の意味の違いになります。
「come to do」は、「~するようになる」という意味になります。「~になる」という意味の動詞に「become」がありますが、「become」は何かになるという「結果」を表す言葉ですが、「come to do」は結果までの「過程」を表す言葉です。これらの違いを区別すると理解しやすいのではないでしょうか。
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一方、「get to do」は、「(~することが)できる」という意味の言葉です。「get」はある状態を「得る」という意味の動詞です。ですから、「get to do」は、何かをする機会を得るというニュアンスになり、「結果」に焦点を当てた言い方になります。
「come to do」は、時間が経つにつれて徐々に「~するようになる」という過程を表す言葉で、「get to do」は、何かをする機会を得るというニュアンスで「~することができる」という意味の違いになります。
それでは、「come to do」と「get to do」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「come to do」の使い方
I came to like the food as I got older.
私は歳をとるにつれてその食べ物が好きになってきた。
この例文は、若い頃はその食べ物が苦手だったけど、歳をとるにつれて好きになってきたという意味で「come to do」が使われています。
「come to do」は、to不定詞が使われているので、「come to 動詞の原形」この形になるのが使い方の基本です。この例文では、「came to like(好きになってきた)」と表しています。
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補足ですが、「歳をとるにつれて」を英語で言うと、「as I get older」または「as I grow older」のように表します。
「get to do」の使い方
I got to go to Tokyo Skytree while traveling.
私は旅行中に東京スカイツリーに行くことができました。
この例文は、観光で東京に行っている最中に、東京スカイツリーに行く機会を得たという意味で「get to do」が使われています。
「get to do」の場合も、to不定が使われているので、「get to 動詞の原形」この形になるのが使い方の基本です。この例文では、「got to go(行くことができた)」と表しています。
「come to do」は「~するようになる」という意味ですが、「get to do」も「~するようになる」と訳すことができるケースもあります。たとえば、「He will soon get to like it.(彼はすぐにそれを好きになるでしょう。)」このように表すことができます。
ただし、「come to do」は何かをするまでの過程に焦点を当てた言い方で、「get to do」は、何かをすることという結果に焦点を当てた言い方という違いがあります。ですから、「get to like」の場合も、好きになるまでの過程ではなく、好きになるという結果に焦点を当てた言い方になります。
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