今回は「~し続ける」という意味の「keep on doing」と「keep doing」の使い方を例文で解説していきます。
「keep on doing」は「句動詞 + 動名詞」です。「keep doing」は「動詞 + 動名詞」です。品詞の違いはありますが、どちらもほとんど同じ意味です。
それぞれの言葉の意味について、さらに詳しく確認していきましょう。
「keep on doing / keep doing」の意味
「~し続ける」
「keep on doing」と「keep doing」の意味は、ほとんど同じで「~し続ける」という意味になります。
「keep on doing」の「keep」は「保つ」という意味の動詞です。「on」は継続を表す副詞です。ですから、「keep on」は2つの似たような意味の言葉を使った「保ち続ける」という意味の句動詞です。その後に動作を表す動名詞の「doing」を使って「~し続ける」という意味になります。
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「keep doing」は、「保つ」という意味の「keep」と、動作を表す動名詞の「doing」を使って「~し続ける」という意味になります。
「keep on doing」と「keep doing」の意味はほとんど同じですが、あえて使い方の違いを言うとすれば「keep on doing」の方がやや強調した印象があります。継続を表す「on」を使っているので、執拗なまでにやり続けるというニュアンスがあります。そのため、苦難にも負けずに「やり続ける」と言いたい時や、やらなくてもいいことなのに「やり続ける」と強調して言いたい時などに「keep on doing」を使うことが多いです。
「keep on doing / keep doing」の使い方
Keep walking straight down this road.
この道をそのまま真っ直ぐ進みなさい。
この例文は、道案内をする時のフレーズです。「keep」は「保つ」という意味で、「walking」は「歩くこと」という意味で動作を表しています。ですから「Keep walking」で「歩くことを続ける」という意味になります。
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例文で「down」が使われていますが、この道が下り坂だという意味ではありません。「真っ直ぐ進む」という意味で「walk straight down」という使い方をすることが多いです。
If you keep on trying, your dream will come true.
挑戦し続ければ、あなたの夢は叶います。
この例文では、「keep on(保ち続ける)」という句動詞の後に「trying(挑戦すること)」という動名詞が使われています。「keep on trying」は、夢を叶えるために「挑戦することを続ける」という意味になります。
例文の「keep on trying」の部分を「keep trying」に置き換えても、ほとんど同じ意味になります。また、「keep on doing / keep doing」と同じような意味の言葉に「continue doing(~し続ける)」もあるので合わせて覚えておきましょう。
その他にも、継続を表す副詞の「on」を使った表現で「go on」という句動詞があります。「go on to do」と「go on doing」の違いについて書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
「go on」には、主に「(さらに)進む」と「続ける」という2つの意味があります。その2つの意味の違いがよく分かる表現に「go on to do」と「go on doing」があります。
今回は、「go on to do」と「go on doing」を使った例文を挙げて、「go on」の意味と使い方について解説していきます…
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