今回は、「be involved in」と「be involved with」の意味と使い方を例文で解説していきます。「be involved in」と「be involved with」は、どちらも「~に関与する」ということを表す言葉ですが、前置詞の「in」と「with」の違いだけで、それぞれの意味と使い方が異なります。
「be involved in」と「be involved with」の意味の違い
「be involved in」・・・「物事」に関わる時に使うことが多い。
「be involved with」・・・「人」に関わる時に使うことが多い。
簡潔に言うと、以上の内容が「be involved in」と「be involved with」の違いになります。これらの言葉に使われている「involved」は「関係のある」という意味の形容詞です。動詞のinvolveの過去分詞のかたちですが、形容詞と似たような使い方をします。(叙述的用法の形容詞)
「be involved in」に使われている「in」は、「~の中に」という意味の前置詞です。ですから「be involved in」の使い方は、たとえば、組織の中に関わっていることを表したり、交通事故などの状況の中に巻き込まれて関与するなど、何らかの物事の中に深く関係がある状態を表す時に使うことが多いです。
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「be involved with」に使われている「with」は、「~とともに」という意味の前置詞で、「in」よりももっと特定の対象との関わり合いを表す言葉です。ですから、「be involved with」は特定の人との関わりを表す時に使い、恋愛関係など男女が付き合っていることを意味することが多いです。
それでは、「be involved in」と「be involved with」の具体的な使い方の違いを例文で確認していきましょう。
「be involved in」と「be involved with」の使い方の違い
They are involved in the project.
彼らはそのプロジェクトに関わっています。
この例文は、「the project(そのプロジェクト)」という組織の中に関わっているのことを表しているので、「be involved in」を使っています。
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involvedは、複雑に入り組んだというニュアンスがある言葉で、良い意味では夢中になって取り組むという意味合いになり、悪い意味では事件などに深く関わってしまった、または巻き込まれてしまったという意味合いになります。いずれにせよ、この例文は、彼らはプロジェクトに没頭して深く関わるというイメージになります。
I haven’t heard from Emi in a few months, she isn’t involved with me anymore.
数ヶ月間エミから連絡がなく、彼女はもう私と関わっていません。
この例文の「I(私)」と「Emi(エミ)は、数ヶ月前までは恋愛関係にあったが、その後連絡が途絶えて、今は関わっていないという内容です。このように特定の人間関係を表す場合は、「be involved with」を使います。
「be involved in」と「be involved with」の使い方の違いは、組織や事件など何らかの状況の中に関わる場合は「be involved in」を使い、恋愛関係など特定の人と関わる場合は「be involved with」を使うという違いがあります。
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