今回は、英語で「感動する,感銘を受ける」という意味になる、「be impressed with」と「be impressed by」の使い方を例文で解説していきます。
これらの表現は、日常会話はもちろん、ビジネスシーンでも使う表現なので、しっかり覚えておきましょう。まずは「be impressed by」と「be impressed with」の意味から確認していきましょう。
「be impressed by」と「be impressed with」の意味
「be impressed」・・・「感銘を受ける,感動する」
「impressed」は、動詞の「impress(印象を与える,感動させる,感銘を与える」の過去分詞です。ですから、「be impressed by~」は「~から感銘を受ける」という意味の受動態です。
一方、「be impressed with~」は、「~に感動する」という意味で、過去分詞の「impressed」を形容詞的に使った表現(叙述的用法の形容詞)です。このような表現を学校教育では、分かりやすく「by」以外の前置詞を使った受動態と説明していることもあります。
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「be impressed by~」は受動的表現で「~から感銘を受ける」という意味になり、「be impressed with~」は能動的表現で「~に感動する」という意味になりますが、結局言いたいことは同じなので、この2つの表現はほとんど同じ意味で使われます。
「by」を使った「be impressed by」という受動態の他に、「with」を使った「be impressed with」という表現もあることを覚えておきましょう。
それでは、「be impressed by」と「be impressed with」の使い方を簡単な例文で確認していきましょう。
「be impressed by」と「be impressed with」の使い方
I was deeply impressed by his behavior.
私は彼の振る舞いに深く感銘を受けました。
I was impressed with the show.
私はそのショーに感動した。
これらの例文に使われている前置詞の「by」と「with」を入れ替えても、ほとんど同じ意味になります。
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「I was deeply impressed with his behavior.(私は彼の振る舞いに深く感動した。)」と言ってもほぼ同じ意味になりますし、「I was impressed by the show.(私はそのショーに感銘を受けました。)」と言ってもほとんど同じ意味になります。
いずれにせよ、使い方のポイントは、前置詞の「by」または「with」の後には、「his behavior(彼の振る舞い)」や「the show(そのショー)」など、感銘を受けた対象を表す名詞または名詞相当語句(名詞と同じ働きをする語句)がくることが基本です。
「be impressed by」と「be impressed with」のどちらの使い方をするかは個人差があります。どちらの表現もよく聞いたり、見たりすることがあります。
「be impressed」以外にも、「感動する」という意味の表現は「be moved」という言い方もあります。「be moved」は「心が動かされる」というニュアンスの受動態です。「I was really moved.(すごく感動しました。)」このような使い方をします。
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