今回は、「insist on doing」と「insist that SV」の意味と使い方について例文で解説していきます。
「insist」と似たような意味をもつ言葉に「claim」があります。「insist」と「claim」は、非常によく似た動詞ですが、それぞれの言葉がもつニュアンスに微妙な違いがあります。
また、「insist」と「claim」は使い方も違いがあるので、例文で確認していきましょう。
「insist」と「claim」の意味の違い
「insist」・・・否定されても強く「主張する,要求する」
「claim」・・・当然のこととして「主張する,要求する」
「insist」は、周りの人から否定されても、他人の意見に耳を貸さずに強く主張するというニュアンスがあります。たとえ反対されても強く言い張って、意見を譲らない意味合いがあります。
Sponsored Links
一方、「claim」は、正しく当然のことといて主張するというニュアンスです。当然の権利を要求するという意味で広く使う言葉です。
「insist」と「claim」は、それぞれの使い方に違いがあります。次では、具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「insist on doing」と「insist that SV」の使い方
My brother insisted on going with me.
弟は私と一緒に行くと言い張った。
この例文では、兄の私から一緒に連れていくことはできないと言われているにも関わらず、どうしても一緒に行くと言い張る弟の要求を「insist on doing(~することを主張する,要求する)」を使って表しています。
Sponsored Links
「insisted on」の後には名詞または名詞相当語句がくるのが使い方のポイントです。例文では動名詞の「going」が使われています。
因みに「claim」の場合も自動詞として「claim (on/for) 名詞」のように使うことができますが、他動詞として前置詞無しで「claim 名詞」の形で使うことの方が多いです。
He insisted that he was innocent.
彼は無実だと主張した。
この例文のように「insist that SV」の形で使うこともよくあります。that節の後ろには、主語(S)+動詞(V)と続く文章になるのが使い方のポイントです。
「claim」の場合も「claim that SV」の形で使うことができます。
「claim to do」の使い方
He claimed to be an expert in this area.
彼はこの分野の専門家であると主張した。
「claim」は、この例文のように「claim to do」という形で使うことができます。しかし、「insist」は「× insist to do」という形で使うことはほとんどありません。この例文を「insist」を使って表現すると「He insisted that he was an expert in this area.(彼はこの分野の専門家であると主張した。)」このように使い方に違いがあります。
PR:【30日間全額返金】ライザップがTOEICにコミット!ライザップイングリッシュ
Sponsored Links
おすすめの記事
「object to(人)doing」の意味と使い方を例文で解説!
provideとsupplyの違い!「provide A with B」の意味と使い方を例文で解説!
would oftenとused toの違い!意味と使い方を例文で解説!