今回は、「some of」の意味と使い方について例文で解説していきます。「some」だけで使う場合と「some of」で使う場合では意味が違います。
「some 名詞」と「some of the 名詞」の違いについても合わせて確認していきましょう。
「some of」の意味と使い方
「some of~」・・・「~のいくつか,~の何人か」
some of + 名詞(数えられる名詞は複数形)
「some」は、多くも少なくもないという漠然とした数量を表す言葉です。「a few(少数の)/a little(少量の)」よりも多く、「many(多数の)/much(多量の)」よりも少ない若干の数や量などを表します。
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「some of~」は、「~のいくつか,~の何人か」という意味で、複数のものの中から、いくつかのものを示す時に使う言葉です。ですから、「some of」の後ろには複数形の名詞がくるのが基本の使い方です。「some of + 名詞(数えられる名詞は複数形)」このような形になります。
Some of my friends like football.
私の友達の何人かはサッカーが好きです。
この例文では、「some of」の後ろに複数形名詞の「my friends」が使われています。複数の友達がいる中の何人かはサッカーが好きですという意味になります。
Some of them are my friends.
彼らの何人かは私の友達です。
「Some of them(彼らの何人か)」のように、「some of」の後ろに複数を表す代名詞を使うこともあります。この例文では、複数の人たち(彼ら)がいる中の何人かは私の友達ですという意味になります。
「some of them(それらのうちのいくつか)」「some of these(これらのうちのいくつか)」このように代名詞を使って表すことができます。
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「some 名詞」と「some of the 名詞」の違い
「some 名詞」・・・いくつかの特定されていない対象(名詞)。
「some of the 名詞」・・・特定された対象(名詞)のうちのいくつか。
簡潔に言うと、以上の内容が「some 名詞」と「some of the 名詞」の違いになります。ポイントは対象となる名詞が特定されているかどうかの違いです。それでは、具体的な例文で使い方の違いを確認していきましょう。
I want some books.
私はいくつかの本がほしい。
この例文で使われている「some books(いくつかの本)」は、何の本なのかは特定されていません。世の中にはいろいろな本がある中、漠然と本が何冊かほしいと言っています。
Some of the books are mine.
その本のいくつかは私のものです。
「Some of the books(その本のいくつか)」で使われている「the books(その本)」は、特定を表す冠詞の「the(それ)」が付いているので、「特定された複数の本」という意味になります。たとえば、本棚に複数の本がまとまっている状態を想像すると分かりやすいです。例文では「Some of~(~のいくつか)」が使われているので、その特定された複数の本の中の何冊かは私の本ですと言っています。
今回の記事では、「some of~」の意味と使い方について解説しましたが、それと似たような表現に「one of~」という言葉があります。「one of~」の使い方については、以前に書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
今回は「one of the 複数形名詞」の意味と使い方ついて例文で解説していきます。この表現には、間違いやすいポイントが2つあります。
1目は、「one of the 複数形名詞」が単数扱いになるので、使用する動詞に気を付けるという点です。
2つ目は、「one of the 最上級 複数形名詞」は、「最も~,1番~」という…
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