byとwithの違い!使い分けを例文で解説!
「by」と「with」は、どちらも何かをする方法を言う時に使う前置詞です。たとえば、「ペンで手紙を書く。」と言いたい時に「ペンで」という方法をby a penと言うのか?with a penと言うのか?どちらが正しい使い方か分かりますか?
byとwithの使い分けは、日本人にとって理解するのが難しいと感じることが多い。特にwithを「~と一緒に」という意味で覚えている場合が多いので分かりにくい。
今回の記事では、byとwithの使い方の違いと使い分けについて例文で解説していきます。
「with」と「by」の違い
「with」・・・主に「道具」や「体の一部」を使う時に使う。
「by」・・・主に「交通手段」や「連絡手段」を言う時、または「動名詞」を使う場合に使う。
これがwithとbyの使い分けの基本的なルールです。
中には例外もあって、これ以外のケースでも使うこともありますが、まずは、この基本のルールを覚えておくだけでも、withとbyの使い分けに役立ちます。
「with」の使い方
I write a letter with a pen.
私はペンで手紙を書きます。
基本的に、withの後には人や物、場所などを表す名詞がきます。例文ではa pen(ペン)という名詞が使われています。
withは、ペンやハサミなどの道具を使って、何かをする時に使われる前置詞です。例文ではa pen(ペン)が道具なので、with a penと言っています。
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He pointed it with his finger.
彼はそれを指で指し示した。
指や腕、足など体の一部を使って何かをする時にもwithを使います。例文ではhis finger(彼の指)が体の一部なので、with his fingerと言っています。
中には例外もありますが、withは「道具」と「体の一部」を使う時の前置詞と覚えておくと、byとの使い分けに役立ちます。
<例文>
She cleaned the floor with a mop.
(彼女はモップで床を掃除した。)
We climbed the mountain with our arms and feet hard.
(私たちは腕と足を懸命に使って山を登った。)
I ate Japanese food with chopsticks.
(私は箸で日本食を食べた。)
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「by」の使い方
I will go there by bus.
私はバスでそこまで行きます。
byの後には、人や物、場所などを表す名詞がくるのが基本です。その他にも動作を表す動名詞がくるパターンもあります。
byは、バスやタクシーなど、交通手段を言う時に使う前置詞です。例文では、bus(バス)に乗って移動することを言っているので、by busと言っています。
ここで注意しておきたいのが、byの後ろにくる名詞には、aやtheなどの冠詞が不要だということです。例文でもa busやthe busなどと言わずに「by bus」だけになっています。
冠詞が不要ということが、withとbyの違いで必ず覚えておきたいポイントです。
I will contact you by email later.
後でメールで連絡します。
メールや電話などの連絡手段を表す時にも前置詞にbyを使います。この場合も冠詞を使わずに「by email」になるのがポイントです。
byの使い方は、他にもいろいろありますが、何かをする方法を言う時のbyは、交通手段と連絡手段で使うことがとても多い。このことを覚えておくと、withとbyの使い分けに役立つと思います。
He learned Japanese by watching Japanese animation.
彼は日本のアニメを見て日本語を学んだ。
何をする方法について言っているので、どうしても動作を表す動名詞(動詞ing)を使うことが多い。
例文では、動名詞のwatchingを使って日本語を学んだ方法を言っているので、前置詞にbyが使われています。
このように「by 動詞ing ~」というかたちもよく使われるので、覚えておくとwithとbyの使い方の違いが曖昧で、使い分けに迷った時に役立つと思います。
<例文>
I will go to your house by car.
(私は車であなたの家に行きます。)
I went to the hotel by taxi.
(私はタクシーでホテルに行った。)
I will contact you by phone.
(電話で連絡します。)
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