「have trouble(doing/with)」「have difficulty(doing/with)」の意味と使い方!英語で「困る,苦労する」を例文で解説!

今回は、英語で「困る,苦労する」という意味になる「have trouble (doing/with)」と「have difficulty (doing/with)」の使い方を例文で解説していきます。

これらの言葉は、心配事を抱えていたり、困難な状況になっている時に使うフレーズです。どちらの表現も似たような使い方ができるので、2つ合わせて覚えておきましょう。

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「have trouble(doing/with)」の意味と使い方

「have trouble (in) doing」・・・「~するのに困る,苦労する」
「have trouble with 名詞」・・・「~において困る,苦労する」

「have trouble」のは「trouble」は「心配事,悩み」という意味の名詞です。そして「have」は「持つ」という所有を意味する動詞なので、「have trouble」は、心配事や悩みを抱えるというニュアンスで「困る」という意味になります。

「have trouble」は、主に「have trouble (in) doing」と「have trouble with 名詞」の2つの使い方をすることが多いです。それぞれの使い方を例文で確認していきましょう。

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I’m having trouble (in) saving money.
 
お金を節約するのに困っています。

この例文のように、現在進行形の「I’m having trouble (in) doing(~するのに困っている)」のフレーズで使う頻度が高いです。そして、前置詞の「in」は省略されることが多いです。「have trouble (in) doing(~するのに困る,苦労する)」これが基本の形になるので覚えておきましょう。

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I have trouble with everyday conversation in English.
 
英語での日常会話に苦労しています。

「have trouble with」の後ろには、名詞または名詞相当語句(名詞と同じような働きをする語句)がくることが使い方のポイントです。この例文では、「everyday conversation(日常会話)」という名詞に相当する語句が使われています。「have trouble with + 名詞(~において困る,苦労する)」この形で覚えておきましょう。

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「have difficulty (doing/with)」の意味と使い方

「have difficulty (in) doing」・・・「~するのに困る,苦労する」
「have difficulty with 名詞」・・・「~において困る,苦労する」

「have difficulty」の「difficulty」は「困難」という意味の名詞です。「have difficulty」は困難を抱えているというニュアンスから「困る,苦労する」という意味になります。

単語の違いはありますが、「have difficulty (doing/with)」と「have trouble(doing/with)」は、どちらも「困る,苦労する」という意味で似たような表現になります。あえて細かい違いを言うと、「difficulty」は仕事上の問題など、より専門的で困難な場面で使う傾向があります。「trouble」は日常生活の問題や心配事など、より広い範囲で使われる言葉です。ただし、どちらを使って「困る,苦労する」と言っても間違いではありません。

We’re having difficulty (in) ordering additional products.
 
追加の製品を注文するのが困難になっています。

「have difficulty (in) doing」も進行形で使うことが多いです。例文では、追加発注ができずに困っているという内容です。この場合も前置詞の「in」は省略されることが多いです。

have-trouble--doing-with-have-difficulty-doing-with-意味-使い方-英語-困っている-例文-画像2

He was having difficulty with the presentation.
 
彼はプレゼンに苦労していました。

「have difficulty with」の後には、名詞または名詞相当語句がくるのが使い方の基本です。この例文では、「the presentation(プレゼンテーション)」という名詞が使われています。

このように「have trouble(doing/with)」と「have difficulty(doing/with)」は、「困る,苦労する」という意味でとても似た使い方をする言葉なので、2つをセットで覚えておくと良いでしょう。どちらかと言えば、「have difficulty」よりも「have trouble」の方が使う頻度は高いように思えます。

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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