数えられる名詞(可算名詞)は、単語の後ろに「s」「es」「ies」などをつけて複数形にします。
この付け方にはルールがありますが、中にはルールが当てはならない不規則に変化する名詞もあります。
今回は、名詞の複数形の作り方を解説していきます。記事の後半では、不規則変化する名詞一覧表があるので合わせてご覧ください。
複数形にできる名詞の種類
数えられる名詞が2つ以上ある場合は、複数形というかたちで表現します。名詞の複数形の表し方は、単語によって異なります。
まずは、名詞の種類について確認していきます。英語の名詞の主な種類は、「固有名詞」「数えられない名詞」「数えられる名詞」の3つです。
「固有名詞」・・・富士山、ニューヨーク など
「数えられない名詞(不可算名詞)」・・・水、砂糖 など
「数えられる名詞(可算名詞)」・・・リンゴ、猫 など
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今回は、複数形の作り方について学習していくので、「数えられる名詞」が対象になります。たとえば、2個、3個と数えられるリンゴだとか、2匹、3匹と数えられる猫などの場合に、名詞を複数形にすることができます。
数えられる名詞の数が1つの場合は、「a」「an」「the」など冠詞をつけて表します。「an apple」や「the cat」など。
そして、複数ある場合は、これから学んでいく複数形で表します。
名詞の複数形の作り方
名詞の複数形の作り方は、語尾に「s」「es」「ies」を付ける3つのパターンと、不規則に変化するパターンがあり、全部で4つパターンに分けられます。
「s」「es」「ies」など、基本的な付け方のルールがある場合はそれを参考にして、その他の不規則に変化するものは、そのまま覚えていくことになります。
いずれにせよ、単語を使いながら徐々に覚えていくと良いでしょう。
名詞の後ろに「s」をつける
名詞を複数形にする基本的な作り方は、名詞の後ろに「s」を付けます。
I have two cats.
私は2匹の猫を飼っています。
例) cat(猫) ⇒ cats / apple(リンゴ) ⇒ apples / sister(姉/妹) ⇒ sisters
名詞の後ろに「es」をつける
なかには例外があって、名詞の後ろに「es」を付けるものもあります。
「es」を付ける条件は、名詞の語尾が「s」「x」「ch」「sh」で終わっている場合に「es」という付け方になります。
「s」「x」「ch」「sh」などで終わる名詞に、「s」だけを付けてしまうと発音しにくいので、単語の後ろに「es」を付けます。
There are four dishes on the table.
テーブルの上に4つのお皿があります。
例)dish(皿) ⇒ dishes / box(箱) ⇒ boxes / bus(バス) ⇒ buses
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名詞の後ろに「ies」をつける
名詞の後ろに「ies」を付ける付け方もあります。
「ies」を付ける条件は、名詞が子音字+「y」で終わっている場合に、「y」を取り除いて名詞の後ろに「ies」を付けて複数形になります。
母音字は、「a」「i」「u」「e」「o」のことです。それ以外を子音字と言います。
I ate five strawberries.
私は5つのイチゴを食べました。
例)strawberry(苺) ⇒ strawberries / city(都市) ⇒ cities
不規則変化する名詞一覧
数えられる名詞の中には、複数形にした時に不規則に変化するものもあります。
不規則変化の複数形は、これまで述べてきたルールが当てはまらないので、そのまま覚えるしかありません。
不規則変化する名詞はそれほど多くはないので、単語を使いながら、徐々に覚えていくと良いでしょう。
単数形(意味) | 複数形 |
knife(ナイフ) | knives |
man(男性) | men |
woman(女性) | women |
child(子供) | children |
foot(足) | feet |
tooth(歯) | teeth |
leaf(葉) | leaves |
mouse(ネズミ) | mice |
life(生命) | lives |
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