最上級のinとofの違いと使い分けを例文で解説!

最上級のinとofの違いと使い分けを例文で解説!

今回の記事では、前置詞のinとofの違いと使い分けについて解説していきます。

inとofの使い分けは、最上級の英文で迷うことが多いので、最上級表現の例文を使って解説していますが、ちょっと難しいと感じた方は、記事の後半にもっと簡単な短い例文でinとofの違いについて解説しているので、合わせてご覧ください。

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最上級のinとofの違いと使い分け

John is the tallest in the class.
 
ジョンはクラスの中で一番背が高い。

inは「~中で」という前置詞で、この例文では「最上級 in (集団を表す単数名詞)」という形になっています。

集団を表す単数名詞とは、classやfamilyなど、ジョンにとっては1つしかない集団のことです。

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ジョンが所属する学校のクラスは1つしかないですし、ジョンの家族も1つだけです。

このような集団を表す単数名詞の前置詞にはinが使われます。

ところが、同じく「~の中で」という意味なる前置詞にofがあります。

次の例文で最上級のinとofの違いと使い分けについて解説していきます。

最上級-in-of-違い-使い分-例文-画像1

John is the tallest of three brothers.
 
ジョンは3兄弟の中で一番背が高い。

この例文は、「最上級 of (同じ種類の複数名詞)」という形です。

「最上級 in (集団を表す単数名詞)」の形と同様に、前置詞が「~の中で」と訳されています。

ofを前置詞で使う場合のポイントは、three brothersやall boysなど同じ種類の複数名詞の前にofを使うということです。

of three brothersの場合は、兄弟という同じ種類のものが3人いる中で、ジョンが一番背が高い。

of all boysの場合は、少年という同じ種類のものが複数いる中で、ジョンが一番背が高いというような意味になります。

John is the tallest in his class.
(ジョンは彼のクラスの中で一番背が高い。)

John is the tallest of three brothers.
(ジョンは3兄弟の中で一番背が高い。)

これらの例文の違いは、前置詞の後ろに「集団を表す単数名詞」がくるか「同じ種類の複数名詞」がくるかで、inとofを使い分けていることです。

なかには、時間に関係する最上級表現で、「of the week」「of the day」「of the year」「of my life」など、複数形にならない場合もあります。

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<例文>

Nile River is the longest in the world.
(ナイル川は世界で一番長い。)

Nile River is the longest of all rivers.
(ナイル川は全ての川の中で一番長い。)

最上級-in-of-違い-使い分-例文-画像2

もっと簡単な例文でinとofの違いを解説

inとofの違いと使い分けについては、最上級との組み合わせで迷うことが多いので、それらを合わせて紹介しましたが、分かりにくい場合は、もっと簡単な例文でinとofの違いを理解すると良いでしょう。

A dog in the box.
 
その箱の中の犬。

この例文では、箱という単数の物の中にいる犬なので、前置詞にinを使っています。

ポイントは、inの後には単数がくるということです。

One of the dogs.
 
犬たちの中の一匹の犬。

この例文では、何匹か犬がいる中の一匹の犬という意味になるので、この場合は前置詞にofを使います。

ポイントは、ofの後には複数がくるということです。

ただし、「A cup of coffee」「A cup of water」などcoffeeやwaterのように数えられない名詞の場合もあります。

最上級のinとofの違いと使い分けを例文で解説!

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英単語は「思い出す」ことで覚えていく

英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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