「be from~」と「come from~」は、それぞれの言い方の違いはありますが、どちらもほとんど同じ意味の言葉です。
ただし、状況によって「be from~」と「come from~」のどちら一方を使う頻度が高いということはあります。そのような使い方の違いについても、簡単な例文で確認していきましょう。
「be from~」と「come from~」の意味
「~出身である」「~からのものである(由来する)」
Where are you from?
あなたの出身はどこですか?
Where do you come from?
あなたの出身はどこですか?
「be from~」と「come from~」は、どちらも「~出身」という意味の言葉です。ですから、この2つの例文のように、「Where are you from?」または「Where do you come from?」と言ってもほぼ同じ意味になります。
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相手の出身を聞きたい時に、「Where are you from?」と「Where do you come from?」のどちらを使っても間違いではありませんが、日常会話(アメリカ英語)では「Where are you from?」の方が使う頻度が高いように思えます。
「be from~」と「come from~」は、「~は…からのものである」という意味もあります。このようなニュアンスから「come from~」を「由来する」という意味で使うことがあります。
それでは、「be from~」と「come from~」の具体的な使い方を、例文で確認していきましょう。
「be from~」と「come from~」の使い方
「出身」
Where are you from?
あなたの出身はどこですか?
I‘m from Tokyo.
私は東京出身です。
「Where are you from?(あなたの出身はどこですか?)」の答え方は、「I’m from + 出身地」これが基本の形です。「出身地」の部分に自分の出身地を表す名詞を入れるだけで表すことができます。
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「be from~」と「come from~」の使い方のポイントは、動詞が現在形になるということです。東京出身ということを日本語で言うと、私は東京から「来ました」と過去の表現のようになるので、「× was/were from~」や「× came from~」のように動詞を過去形にしがちですが、これは間違いです。
そもそも動詞の現在形は、習慣的に継続することを表します。東京出身という事実は過去のものではなく、現在も継続しているものなので、「be from~」の「be動詞」と、「come from~」の「come」は現在形で使うことが基本になります。
「由来する」
My name comes from a Japanese flower.
私の名前は日本の花に由来します。
この例文のように、「come from~」を「~からきている」というニュアンスから「~に由来する」という意味で使うことがあります。この場合も動詞の「come」は現在形で使うことが使い方のポイントにあります。
何かの名前の由来を聞きたい時は「Where does this name come from?(この名前の由来はどこからきてるの?)」このような疑問文になります。疑問文で「come from~」を使う場合は、疑問詞の「Where」を使うことがポイントになります。
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