今回は、「What do you say to doing~?」の意味と使い方を例文で解説していきます。
「What do you say to doing~?」は、相手に提案する時に使うフレーズです。似たような表現で「Why don’t you~?」という言い方がありますが、それぞれの表現を比較して使い方の違いを学習していきましょう。
まずは、「What do you say to doing~?」の意味から確認していきましょう。
「What do you say to doing~?」の意味
「What do you say to doing~?」・・・「~するのはどうでしょうか」
「say to + 名詞(動名詞)」・・・「~はどう思いますか」
「What do you say to doing~?」は、「~するのはどうでしょうか」という意味になります。この表現の「say to + 名詞(動名詞)」という部分は「~はどう思いますか」という意味になります。つまり、「think of~(案などを思い付く,言い出す)」と似たような表現で、案などを思い付いて提案するという意味を含んだ言葉になります。
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「What do you say to doing~?」は、前置詞のtoの後ろに名詞または動名詞がくるのが使い方のポイントです。動名詞が使われることが多いので、「What do you say to doing(動名詞)~?」この形で覚えておくと良いでしょう。
それでは、「What do you say to doing~?」の使い方を例文で確認していきましょう。
「What do you say to doing~?」の使い方
What do you say to taking a break for a change?
気分転換に休憩してはどうですか?
「What do you say to doing~?」は、「think」の代わりに「say」を使っているような表現なので、何かを思い付いて提案するという意味合いのフレーズです。この例文では、休まず働いている相手に対して、そろそろ気分転換に少し休んでみてはいかがですか?と提案しているという内容になっています。
使い方のポイントは、「What do you say to~」の後に名詞または動名詞がくるということです。例文では動名詞の「taking」が使われています。
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「What do you say to doing~?」を使った提案の仕方は、相手に押し付けがましくならない丁寧な表現になります。「What do you say to doing~?」と、似たような意味の表現で「Why don’t you~?(~してはどうですか)」がありますが、これらは使い方に違いがあります。
Why don’t you take a break for a change?
気分転換に休憩してはどうですか?
「Why don’t you~?」の場合は、その後に動詞の原形がくることが使い方のポイントです。この例文では動詞の原形の「take」が使われています。
「What do you say to doing~?」と「Why don’t you~?」は、どちらも「~してはどうですか」という意味のフレーズですが、日常会話では「Why don’t you~?」の方が使う頻度が高いように思えます。ただし、「What do you say to doing~?」は日本人にはあまり馴染のない「say」の使い方なので、事前に意味を知らないと理解しにくいということがあります。これを機会に覚えておくと良いでしょう。
その他にも「say」を使って提案する表現で「Let’s say~」という言い方があります。この表現についても以前に書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
「say」は、「言う」という意味で広く使われる動詞ですが、中には例外表現もあって、ちょっと意外な意味で使われることもあります。その代表的な表現が「Let’s say~」です。
「Let’s say~」は、主に「仮に~だとして」と「~はどう?」の2つの意味で使われます。今回は「Let’s say~」の意味と使い方について…
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