英語で怒りを表す形容詞に「angry」や「mad」がありますが、これらと比べて「upset」の意味は全く違います。今回は、「angry」「mad」「upset」の意味と使い方の違いを、簡単な例文で分かりやすく解説していきます。
「angry」「mad」「upset」の意味の違い
angry・・・「怒って」
mad・・・「激怒して(angryよりも激しく怒る)」
upset・・・「(悲しみや失望を感じて)動揺して,取り乱して」
簡潔に言うと、以上の内容が「angry」「mad」「upset」の意味の違いになります。「angry」は「怒って」という意味で一般的に使われる形容詞です。「angry」は、何かに対して嫌悪感や苛立ちを感じて腹が立つという意味になります。
「mad」の意味は「angry」よりももっと激しく怒っているという違いがあります。「mad」には、「激怒して」の他に「気が狂って」という意味もあるので、ひどく興奮して激怒しているというニュアンスがあります。
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「angry」や「mad」は、怒りを表す言葉でしたが、「upset」は動揺を表す言葉です。「upset」は、何か不快なことが起こったために、悲しみや失望を感じて心の状態が不安定になるというニュアンスがあり、「動揺して,取り乱して」という意味で使います。ですから、「upset」の意味は「angry」や「mad」とは全く違います。
それでは、「angry」「mad」「upset」の具体的な使い方の違いを簡単な例文で確認していきましょう。
「angry」「mad」「upset」の使い方の違い
I was angry this morning, but now I’m just upset.
今朝は怒っていたけど、今はただ動揺しているだけです。
この例文は、何か嫌なことがあって、今朝はつい怒ってしまったけど、時間が経った今は気が動転しているだけという内容です。怒りを通り越して失望すら感じている状態です。「angry」「mad」「upset」は全て形容詞なので、使い方はbe動詞の後ろの位置で使います。
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例文の「angry」と「mad」を書き換えて「I was mad this morning, but now I’m just upset.(今朝は激怒したけど、今はただ動揺しているだけです。)」と言うと、怒りの度合いの違いはありますが、言っている内容は大きく変わりません。
しかし、「upset」の部分を「angry」や「mad」に書き換えると、今朝からずっと怒っていることになるので、内容が大きく異なります。このことから「upset」を「angry」や「mad」で言い換えられないことが分かりと思います。
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