「go on」には、主に「(さらに)進む」と「続ける」という2つの意味があります。その2つの意味の違いがよく分かる表現に「go on to do」と「go on doing」があります。
今回は、「go on to do」と「go on doing」を使った例文を挙げて、「go on」の意味と使い方について解説していきます。
「go on」の意味
「(さらに)進む」
「続ける」
「go on」の意味は、会話の状況によって様々な訳し方ができますが、基本的には「(さらに)進む」や「続ける」という意味が当てはまります。現状からさらに進む、何かをやり続けるという意味で使うことができます。
「go」は「進む」という意味の動詞です。「on」は動作の継続を表す副詞です。これらを組み合わせた句動詞の「go on」は、「進み続ける」というニュアンスの言葉になります。
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「go on」は会話でよく使われる言葉です。たとえば、会話中に相手の話を促すために、「Go on?(それで?,話を続けて)」と相づちのように言うこともあります。また、何かがいつまでも続いてうんざりするという意味で「go on and on(いつまでも続く)」という表現をすることもあります。
「What is going on?(何が起こっている?)」は、会話でよく使われるフレーズですが、これは何か分からないことが行われていているという状態で、そのことについて相手に問いかける時に使います。習慣的に続けることを行うという意味で「go on」を使うことがあります。たとえば「go on a diet(ダイエットする)」このような表現がよく使われます。
このように状況によって様々な和訳ができますが、基本的に「go on」は「(さらに)進む」または「続ける」という意味合いが含まれた言葉です。
「go on」には、「(さらに)進む」と「続ける」という主に2つの意味がありますが、これらの意味で決定的に違うのが「go on to do」と「go on doing」の使い方の違いです。次では、「go on to do」と「go on doing」の使い方の違いを例文で確認していきましょう。
「go on to do」と「go on doing」の使い方の違い
「go on to do」・・・「(さらに)進む」
「go on doing」・・・「続ける」
「go on to do」は「go on + 不定詞」です。そして「go on doing」は「go on + 動名詞」です。このように品詞が異なることで、それぞれの意味に違いがあります。
I want to go on to learn more languages.
私はさらに言語を学びたいです。
この例文は、「(さらに)進む」という意味で「go on to do」を使っています。さらに新しい言語を学んで次のステップに進みたいという意味で「go on to learn」が使われています。
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たとえば、今まで英語を勉強してきて話せるようになったので、次はフランス語を学びたいという場合に使えます。この場合「go on」の「続ける」という意味よりも「(さらに)進む」という意味の方が当てはまります。
I want to go on learning English.
私は英語を学び続けたい。
この例文は、「続ける」という意味で「go on doing」を使っています。これからも習慣的に英語の学習を続けていきたいという意味で「go on learning」が使われています。
つまり、何か次のステップに「(さらに)進む」と言いたい時は「go on to do」を使い、同じことを習慣的に「続ける」と言いたい時は「go on doing」を使います。このような使い方の違いが「go on to do」と「go on doing」にはあるのです。
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