今回は、似たような意味をもつ「run into」と「come across」の違いについて例文で解説していきます。
また、「come across as~」など、その他の使い方についても、さらに詳しく学習していきましょう。
「run into」と「come across」の違い
「run into」・・・「人」に偶然出会う時に使うことが多い。
「come across」・・・「物」を偶然見付ける時に使うことが多い。
come acrossとrun intoは、どちらも「偶然出くわす」という意味の言葉ですが、その出くわす対象が、、run intoは「人」で、come acrossは「物」の場合に使うことが多いです。簡単に言うと、このような違いがあります。
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I ran into her yesterday at the store.
昨日、店で偶然彼女と出会った。
この例文のように、run intoは、人に偶然出くわす時に使う言葉です。思いがけず人にばったりと出会うというニュアンスがあります。
I came across an old photo while cleaning.
掃除中に古い写真を偶然見付けた。
come acrossは、偶然出くわす対象がrun intoよりも広く様々な物に使う言葉です。偶然出くわす対象が「人」の時は使えないとは言い切れないのですが、例文のようにcome acrossは「物」に偶然出くわす時に使うことが多いです。
例文の古い写真のように、偶然に見付けた対象が小さな物だけではなく、店や場所など大きな対象を偶然に見付けた時にも使えます。
run intoは、その他にも「(車が)~と衝突する」という意味があり、口語表現で「(人)に偶然出会う」という意味がある言葉です。
そして、come acrossには、様々な意味と使い方があります。次では、come acrossの使い方をもう少し詳しく確認していきましょう。
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「come across」の意味と使い方
①「偶然に出くわす,偶然に見付ける」
②「(~という)印象を与える」
③「(考えや気持ちが)伝わる」
以上のように、come acrossには主に3つの意味があります。①の意味はすでに解説しているので、②と③の使い方について例文で確認していきましょう。
「(~という)印象を与える」
Sam came across as a nice guy.
サムは良い人であるという印象を与えた。
「come across as~」で「~という印象を与える」という意味になります。asは「イコール=」という意味がある言葉なので、asを挟んだ前後の文が同じような意味になります。
この例文では、「Sam came across(サムは印象を与えた)」と「a nice guy(良い人)」の内容がイコールであると言えます。「come across as 名詞または形容詞」この形で覚えておくと良いでしょう。
「(考えや気持ちが)伝わる」
His speech came across well.
彼のスピーチは十分伝わった。
come acrossには、発言や気持ちが相手に「伝わる」「理解される」という意味があります。この例文では、彼がスピーチで言いたかった考えや気持ちが、聞いている人達に十分に伝わったという意味になります。
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