今回は「work on」の使い方を例文で解説していきます。この言葉は英語で「取り組む」という意味の句動詞です。
work onの使い方は、「work」と「on」のそれぞれの言葉がもつニュアンスを知ると、より理解が深まります。
まずは、work onの意味から確認していきましょう。
「work on」の意味
work on・・・「~に取り組む」
「work on~」で「~に取り組む」という意味になります。まさに今、取り組んでいる最中という感じで「working on~(~に取り組んでいる,~に取りかかっている)」と表現することも多いです。
workは「働く」という意味の動詞です。単に人が労働するという意味だけではなく、自ら動いて力を発揮するという広い意味で使われる言葉です。
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onは何かに「接触している」ことを表す言葉です。たとえば「on the table(テーブルの上,テーブルの表面に接触している)」のように、テーブルや壁など物理的に接触している場合に使うこともありますが、work onのように、仕事など目に見えない物事に対して使う場合のonは、対象となる物事に、しっかりと気持ちや意識が接して「集中する」というニュアンスがあります。
「focus on(~に集中する,~に注目する)」という言葉や、「lock on(自動追跡する)」という言葉からも、気持ちや意識が対象にしっかりと付いて離れないというイメージが受け取れるかと思います。
だからこそ、今まさに仕事に取りかかっている最中、いつも頭から離れず集中して取り組んでいる最中、という感覚で「working on~」という「ing」を使った表現になることが多いのです。
「work on」の使い方
I’m working on a painting now.
私は今、絵を描くことに取り組んでいます。
「working on~」は「~に取り組んでいる」という意味で、単に「I’m painting now.(私は絵を描いています。)」と言う場合とは、微妙にニュアンスが違います。
「I’m painting now.」の場合は、単に今は絵を描いていますという動作を表した言い方です。それと比べて例文の「I’m working on a painting now.」は、より良い絵画にするために集中して、今まさに取り組んでいる最中ですという意味合いになります。絵を描くことから気持ちが離れずに取り組んでいるという感じです。
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使い方のポイントは、working onの後には名詞がくるということです。例文では、「a painting」という名詞が使われています。
We have started working on a new project.
私たちは新しいプロジェクトに取り組み始めました。
work onは、何かに集中して取り組むという意味合いがあるので、この例文の内容のようにビジネスシーンでよく使われます。例文では継続を表す現在完了と一緒に使うことで、新しいプロジェクトに取り組み始めて、これからどんどん進行していく感じを表しています。
この例文でも、working onの後には「a new project」という名詞が使われています。
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