「~に行く」「~に向かう」という意味の英語は、go toだけではなく、head forまたはhead toもよく使う表現です。
学校ではheadの意味は「頭」としか教わっていないと思うので、日本人にとっては違和感のある表現かもしれませんが、head forとhead toは日常会話でよく使う表現なので使い方を覚えておくと便利です。
今回の記事では、head forとhead toの意味と使い方を例文で解説します。
「head for」と「head to」の意味
I’m going to the cafe.
私はカフェに行きます。
I’m heading to the cafe.
私はカフェに向かっています。
日本人があまり使わない英語表現に、「head for」または「head to」があります。
「head for」と「head to」は、どちらも「~に向かう」という意味になります。
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日本人が、「~に向かう」もしくは「~に行く」ということを英語で言う場合は、「go to」を使うことが多いのではないでしょうか。
今いる場所から別の場所に行く場合に、「go to」を使うことが多い。たとえば、I’m going to the cafe.(私はカフェに行きます。)のように使います。
例文のように「head for」や「head to」を使っても同じようなことが言えます。
I’m heading to the cafe.(私はカフェに向かっています。)またはI’m heading for the cafe.(私はカフェに向かっています。)で、「~に行く」「~に向かう」という動作を表現できます。
「head for」と「head to」の違いはあるの?
I’m heading to your home.
私はあなたの家に向かっています。
I’m heading for your home.
私はあなたの家に向かっています。
headは、名詞では「頭」という意味になりますが、動詞では「~に向かう」という意味になります。句動詞にした場合の前置詞は「for」または「to」が使われますが、「head for」「head to」どちらを使っても意味に大きな違いはありません。
「head for」と「head to」のどちらを使うかは、アメリカ英語やイギリス英語など地域によって使う頻度が違ったり、個人差があると考えられます。
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前置詞の「to」と「for」が持つ意味合いから考えれば、toの場合は、後にくる名詞をたた指し示すだけの矢印なので(to=矢印)それほど大きな意味合いはありません。
一方、forの場合は目的に対してやや感情がこもっているようにも感じますが、やはり日常会話で使う時に「head for」と「head to」の大きな違いはないように思えます。headを使った表現自体がカジュアルなくだけた表現なので、そこまで細かい違いを意識する必要もないかと思います。
「head for」と「head to」の使い方
We’re heading to the usual cafe.
私たちはいつものカフェに向かっています。
日本人にとって「head for」や「head to」は、あまり馴染がない表現ですが、日常会話で意外とよく使われる句動詞です。
普段の会話で使われるのはもちろんですが、映画やドラマなどのシーンで、よく耳にすることがあります。一度気が付くとあっちでもこっちでも「head for」や「head to」が使われているのが分かると思います。注意深く聞いてみましょう。
例文では、headingなので進行形で今まさにいつもカフェに向かっている途中の状態を表しています。進行形以外にもheadを使うことができます。
He’ll head for the pool if it’s sunny tomorrow.
明日晴れたら彼はプールに行くつもりです。
学校の教育では、headは「頭」として教えていないと思うので、日本人にとっては違和感がある表現かもしれませんが、カジュアルな、くだけた会話の場面でピッタリくる表現のように思えます。
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