今回は「convenient」の意味と使い方について例文で解説していきます。英語には、主語が「人」の場合は使えない形容詞がいくつかあります。その代表的な言葉がconvenientです。
convenientの意味を知っていれば、なぜ「人」が主語の場合に使えないのかが理解できると思います。まずはconvenientの意味から確認していきましょう。
「convenient」の意味
①便利な
②好都合な
③手近で
convenientは、「便利な,好都合な」という意味の形容詞です。都合が良く重宝しているというニュアンスがあり、身近にあって使いやすいという意味合いから、「手近で,近くて」といった意味もあります。
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convenientを使う時は、原則として「人」を主語にはしないということがポイントです。たとえば、相手の都合の良い時間を尋ねる場合は、「× If you are convenient」は間違いです。これでは相手が都合の良い人(便利な人)になってしまうので失礼です。正しい使い方は、「If it’s convenient for you(もしあなたのご都合がよければ)」このような表現になります。
それでは、convenientの詳しい使い方を例文で確認していきましょう。
「convenient」の使い方
It’s convenient for me to meet him at three.
私にとって3時に彼と会うのは都合が良いです。
「It is convenient for 人 to do」で「~するのは(人)にとって都合が良い」という意味になります。使い方のポイントは「人」が主語にならずに、「convenient for 人」という形になるが基本です。この場合は、形式主語と呼ばれる仮の主語を「It」で表しています。ですから、ここで使われている「It」は「それ」という意味ではなく、仮主語として置いたもので特に意味はないのです。
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この例文では、「It’s convenient for me」で「私にとって都合が良い」と言ってから、何が都合が良いかと言うと、「to meet him at three」で「3時に彼と会うのは」と説明を加えています。基本の「It is convenient for 人 to do」という形を覚えておけば、様々な場面で対応できると思います。
When is convenient for you?
いつ都合が良いですか?
この例文では、疑問詞の「When」が主語になっています。分かりやすく例文を直訳すると「あなたにとって、いつが都合の良い時間ですか?」という意味になります。この「いつが」という部分にWhenを使って主語にしています。
この場合も、人を主語にはしないで、「convenient for 人」という使い方をすることがポイントになります。
人を主語にせずに形式主語を使った「It is~(for人)to do」という表現になる形容詞は、他にもいろいろあります。たとえば、difficult(難しい)もその1つです。「It is~(for人)to do」この構文について以前に書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
今回は「It is~(for人)to…」というかたちの構文について意味と使い方を例文で解説していきます。
英語は、自分が最も伝えたいことを初めに言うことが基本です。「It is easy(簡単です)」や「It is important(重要だ)」などのように、文章を「It is~」で始めて、後から詳しく説明を加えていく表現があります。まずは基本となる…
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