今回は、「on the way」と「in the way」の意味と使い方について例文で解説していきます。
これらは、前置詞の違いだけで、それぞれの意味が全く異なる言葉です。
まずは、on the wayとin the wayの意味の違いについて確認していきましょう。
「on the way」と「in the way」の意味の違い
on the/one’s way(to ~)
「(~に)行く・来る途中」
in the/one’s way
「道を塞いで」「邪魔になって」
以上が「on the way」と「in the way」の意味の違いになります。どちらも「on one’s way」や「in one’s way」のように使うこともあります。
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on the wayは、「何処かに行く途中」または「何処かから来る途中」を表す言葉です。途中という意味から転じて、「~しつつある」という意味合いで使うこともあります。
on the wayは、何処に行くのかという具体的な目的地を示す場合は、「on the way to ~」というかたちになり、to以降に具体的な目的地を置きます。
in the wayは、「道を塞いで」という意味の言葉です。この意味から転じて、何かの「邪魔になって」という意味で使うこともあります。
このようにon the wayとin the wayは、とても似た言葉のように見えて、意味は全く違います。当然ですが、それぞれの使い方も異なります。
それでは、on the wayとin the wayの具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「on the way」の使い方
Spring is on its way.
春が近づいています。
この例文の内容では、春がやってくる途中だと言っています。つまり、春が近づいているという意味になります。
この例文の「on its way」のように、「on one’s way」というかたちで使われることがあります。
次では、具体的な目的地を示す「on the/one’s way to ~」の使い方を確認していきましょう。
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I lost my smartphone on my way to the bookstore.
私は本屋に行く途中でスマートフォンを失くしました。
このよう例文のように、具体的に何処に行く途中なのかという目的地を示す場合は、「on the/one’s way to ~」というかたちになります。
例文では、the bookstore(本屋)という具体的な目的地がto以降に置かれています。
「in the way」の使い方
I couldn’t get into the room, because the big luggage was in the way.
大きな荷物が邪魔になって、私は部屋に入れなかった。
この例文は、部屋の入口を大きな荷物が塞いでいることで、部屋に入ることができなかったという内容になっています。引っ越し作業中なのか?単に部屋に物が散らかっているのか?そんなシチュエーションが想像できます。
例文では、the big luggage was in the way(大きな荷物が邪魔だった)の部分で使われています。たとえば、この例文のin the wayをon the wayと言ってしまったら、the big luggage was on the way(大きな荷物がやってきた)という意味合いになり、やっぱり不自然な表現になってしまいます。ですから、それぞれの意味の違いを理解して使い分ける必要があるのです。
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