今回は「manage to do」の意味と使い方を例文で解説していきます。
日本語でも管理者や経営者のことを「マネージャー」と言ったり、動詞のmanageにも「経営する」という意味があるのですが、実際にmanageを使う場合は、もう少し違う意味で使うことが多いです。
まずは、「manage to do」の意味から確認していきましょう。
「manage to do」の意味
「manage to do」・・・「どうにかして~する」「何とか~する」
manage toは、達成するのが困難だと思われることを、「どうにかして上手くやる」「何とかして成功する」このような意味で使うことが多いです。ですから、「manage to do ≒ succeed in doing」これらの表現がほぼ同じような意味になり、それぞれを言い換えることができます。
manageは「どうにかしてする」という意味の動詞です。「succeed(成功する)」という言葉も、成功するために様々な困難を経て何とかして達成するというニュアンスがあるので、「manage to do」と「succeed in doing」両者が全く同じというわけではありませんが、似たような意味合いになります。
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manageの「man」には「手を使って巧みに扱う」という意味合いがあります。manual(手動の)の「man」も同様のことが言えます。manageの語源は、馬を上手に手なずけて扱うことがもともとの意味だと言われています。馬上の困難な状況でも手綱を握って上手に操るというイメージから、現在の意味の困難だと思われる状況でも「どうにかして~する」という意味になったという説があります。これは一説に過ぎませんが、manage toの意味を把握する手掛かりになれば良いかと思います。
それでは、「manage to~」の使い方について例文で確認していきましょう。
「manage to do」の使い方
I was really hard, but I managed to reach the top of the mountain.
私は本当に大変でしたが、何とか山の頂上に辿り着くことができました。
この例文は、「I was really hard(私は本当に大変でしたが)」という前置き文があるので、非常に困難な登山だったということが分かります。その困難な状況でありながら、何とかして達成したということを「manage to~(どうにかして~する)」を使って表しています。
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manage toの使い方のポイントは、「manage to 動詞の原形」という形になることと、困難な状況でも「どうにかして~する」「何とか~する」という意味を含んだ表現だということです。
「managed to reach(何とか辿り着く)」を「managed to get(何とか到着する)」と言っても良いのですが、getよりもreachの方が動きと方向性を感じ言葉なので、山の頂上まで歩いてきた険しい道のりが感じられる表現になります。
How did he manage to get the job done?
彼はどのようにして仕事を成し遂げましたか?
manage toを使わずに「How did he get the job done?(彼はどのように仕事をやったの?)」と聞いても意味は通じますが、例文のようにmanage toを使って「How did he manage to get the job done?(彼はどのようにして仕事を成し遂げましたか?)」と聞くと、非常に難しい仕事を彼が何とか巧みに対処して、仕事を成し遂げたというニュアンスになります。
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