during/while/forは、3つとも期間を表す単語で「~の間」という似たような意味で使われますが、それぞれ使い方に違いがあります。
そもそもduringとforは前置詞ですが、whileは接続詞です。
今回の記事では、during/while/forの違いと使い分けについて解説していきます。
duringの意味と使い方
He stayed in Okinawa during his vacation.
彼は、休暇の間沖縄に滞在していた。
duringは、「~間に」という意味の前置詞で、特定の期間を表す時に使います。
例文では、during his vacation(彼の休暇の間)という使い方をしていますが、彼の休暇の期間は、何月何日から何月何日までというように決められた特定の期間で、前置詞にduringを使います。
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たとえば、特定された期間の「その5日間」と言いたい時は、during the five daysと表すことができます。
five daysではなく、the five daysというようにthe「その」が付いているので、特定の期間であることが分かります。
まずは、duringは特定の期間を示す前置詞ということをしっかり覚えておきましょう。
次に、duringとforの違いと使い分けについて解説していきます。
forの意味と使い方
He stayed in Tokyo for three days.
彼は、東京に三日間滞在していた。
forは、いろいろな意味を持つ前置詞ですが、期間を表す時には「~の間」という意味で使います。
例文では、for three days(三日間)という使い方をしていますが、この三日間は「東京に三日間滞在したんだ」という会話の中で漠然とした期間を表しています。
このように不特定の期間を表す場合は、前置詞にforを使います。
つまり、duringとforの違いは、「特定の期間」を表しているか、「不特定の期間」を表しているかで使い分けます。
during the three days(その三日間)「特定の期間」
for three days(三日間)「不特定の期間」
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whileの意味と使い方
His coffee got cold while he was calling.
彼が電話している間に、彼のコーヒーが冷めてしまった。
whileは「~する間」という意味の接続詞です。
whileは接続詞なので、前置詞のduringやforとは使い方に大きな違いがあります。
接続詞のwhileの後には、主語と動詞が続くいわゆるSV構造になります。
一方、前置詞のduringやforの後には名詞がきます。
違いや使い分けというよりも、そもそもの使い方自体が違うのです。
しかし、「during」「for」「while」の3つは混同しがちなので、それぞれの違いをしっかり覚えておきましょう。
例文では、whileの後にhe was callingという主語と動詞が続くSV構造になっています。
whileには、2つの出来事が「同時に」起こっているニュアンスがあります。
例文では、「コーヒーが冷めた」ことと、「彼が電話していた」ことが同時に起こっているという感覚です。
このように2つのことが同時に起こっているので、whileは「~ing」という進行形と一緒に使うことが多い。
例文のwhile he was calling(彼が電話していた間)でも進行形が使われているところに注目してほしい。
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