今回は「in that」と「except that」の意味と使い方を例文で解説していきます。
この2つの言葉は、どちらも接続詞です。まずは、それぞれの意味から確認していきましょう。
「in that」と「except that」の意味
in that・・・「~という点で」
except that・・「~という点を除いて」
以上がin thatとexcept thatの意味になります。これらは反対の意味をもつ接続詞なので、合わせて覚えておきましょう。
inは「~の中に,~において」という意味の前置詞です。exceptは「~を除いて」という前置詞です。基本的には、今回の記事で取り上げているin thatとexcept thatのように、「前置詞 + that」の形になることは非常に希なことで、例外の表現と言えます。しかし、例外だからこそ高校英語のテストで出題されることがあるので、しっかり覚えておきましょう。
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「前置詞 + that」の形になる接続詞は、that節は文と文を繋ぐだけでほとんど意味がなく、前置詞の意味が反映されます。inには、ある範囲を指定して「~の中に,~において」という意味があります。このinの意味が反映してin thatは「~という点で」という意味になるのです。
exceptには、「~を除いて」という意味があります。このexceptの意味が反映してexcept thatは「~という点を除いて」という意味になるのです。
それでは、in thatとexcept thatの使い方を、例文で確認していきましょう。
「in that」の使い方
I was lucky in that I was able to get an education.
私は教育を受けることができたという点で幸運でした。
この例文は、世界中では十分に教育を受けられない子供たちがいる中、私は教育を受けることができたという点で幸運でしたという内容になっています。
in thatは、「~という点で」という意味の接続詞ですが、英文の内容によって「~において」という意味で訳すこともできます。
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使い方のポイントは、in thatの後には、主語(S)動詞(V)と続く文章がくるということです。「in that S V」この形が基本です。そもそも接続詞は文と文を繋ぐ働きがあるので、「文(S V)+ in that + 文(S V)」この形で考えると理解しやすいのではないでしょうか。
「except that」の使い方
I don’t remember anything except that he was wearing a hat.
私は彼が帽子をかぶっていたこと以外は何も覚えていません。
この例文は、私は以前に彼を見かけたことがあるけれど、帽子をかぶっていたということ以外は何も覚えていないという内容になっています。
except thatは、「~という点を除いて」という意味の接続詞ですが、英文の内容によっては「~以外は」や「~を除いて」のように訳す方が自然です。
except thatの使い方も「except that S V」この形が基本になります。「I don’t remember anything(私は何も覚えていません)」という文と、「he was wearing a hat(彼は帽子をかぶっていた)」という2つ文を、接続詞のexcept thatが間に入って繋いでいるという構造になっています。
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