「can be 過去分詞」「will be 過去分詞」の意味と使い方!助動詞の受動態を例文で解説!

今回は、「can be 過去分詞」や「will be 過去分詞」など、助動詞を使った受動態の意味と使い方について例文で解説していきます。

助動詞の受動態は、使い方のポイントさえ押さえてしまえば、とても簡単です。まずは基本となる使い方のポイントを確認していきましょう。

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助動詞を使った受動態のポイント

<通常の受動態>
be動詞 + 過去分詞

<助動詞を使った受動態>
助動詞 + be + 過去分詞

通常の受動態は「be動詞 + 過去分詞」というかたちになりますが、助動詞を使った受動態は「助動詞 + be + 過去分詞」というかたちになります。使い方のポイントは、助動詞の後ろには必ずbe動詞の原形の「be」を使うという点です。

助動詞の後ろにくる動詞は、必ず動詞の原形になるというルールがあるので、be動詞の場合も例外無くbe動詞の原形の「be」を使います。

「can be 過去分詞」「will be 過去分詞」「must be 過去分詞」「may be 過去分詞」このように、どんな助動詞を使っても、助動詞の後ろには「be」を使います。

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助動詞を使った受動態の英文をそのまま直訳していまうと、不自然な和訳になってしまうので、訳し方に注意が必要です。

それでは、助動詞を使った受動態の使い方を例文で1つひとつ確認していきましょう。

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「can be 過去分詞」の使い方

Mt. Fuji can be seen from my house.
 
富士山が私の家から見えます。

この例文は、助動詞のcanを使った「can be 過去分詞」のかたちになる受動態の表現になっています。助動詞のcanの後には必ず「be」を使うことがポイントです。

例文を直訳すると「富士山は私の家から見られることができます」という受け身の意味になりますが、より自然な和訳で「富士山が私の家から見えます」という意味になっています。

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富士山などの「物」を主語にした場合は、「物」が何かをsee(見る)ことはできないので、どうしてもbe seen(見られる)のように受け身の表現にならざるおえません。例文では、そこに助動詞のcan(できる)を加えて、can be seen(見られることができる)という使い方になっています。

英語は「人」を中心に考えた表現が多いので、日常会話では、主語が「物」ではなく「人」になる表現の、I can see Mt. Fuji from my house.(私は家から富士山を見ることができます。)という言い方をすることの方が多いと思いますが、助動詞を使った受動態の表現もあることを知っておいても損はないと思います。

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「will be 過去分詞」の使い方

This bicycle will be repaired by my father.
 
この自転車は私の父によって修理されるでしょう。

この例文は、助動詞のwillを使った「will be 過去分詞」のかたちの受動態になっています。助動詞のwillの後には必ず「be」を使うことがポイントです。

例文では、「will be repaired」を使って、この自転車は私の父によって「修理されるだろう」と言っています。「can be 過去分詞」の場合は訳し方に注意が必要でしたが、「will be 過去分詞」の場合は、直訳してもそれほど不自然な日本語にならないので問題ないと思います。

willを使った受動態の場合も、自転車などの「物」が主語になった時に受身表現になりやすいということを覚えておくと良いでしょう。

今回の記事では、高校英語で助動詞を使った受動態について学習するので、「will be 過去分詞」の例文を紹介しましたが、実際の会話では受け身表現よりも、My father will repair this bicycle.(私の父がその自転車を修理します。)のように能動態で言うことの方が多いです。

助動詞を使った受動態のポイントは、助動詞の後ろは必ず「be」を使うことと、自然な和訳にすることの2つのことを覚えておきましょう。

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