英語の動詞には、不定詞を目的語にしても動名詞を目的語にしてもほとんど意味が変わらないものがあります。たとえば動詞のlike は、「I like to sing.(不定詞の場合)」と「I like singing.(動名詞の場合)」どちらも「歌うのが好き」という意味です。

ところが、「forget」や「remember」などは、後ろに不定詞がきた時と動名詞がきた時では意味が違います。

「forget to~」と「forget ~ing」
「remember to~」と「remember ~ing」

今回の記事では、これらの使い方の違いを例文で確認していきましょう。

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「forget to~」と「forget ~ing」の違い

「forget to~」・・・「~することを忘れる」
「forget ~ing」・・・「~したことを忘れる」

目的語が不定詞の場合は、「これからすること」を表しますが、目的語が動名詞の場合は「~したこと」という過去について表します。

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I forgot to lock the door.
 
私はドアに鍵をかけることを忘れた。

「forget to~」を使った例文では、ドアに鍵をかけ忘れたという意味になります。つまり、今はドアに鍵がかかっていない状態です。不定詞が目的語なので、「鍵をかけること」というこれからするはずのことを表しています。

forget-to-forget-ing-違い-remember-to-ing-使い方-例文-画像1

I forgot locking the door.
 
私はドアに鍵をかけたことを忘れた。

「forget ~ing」を使った例文では、ドアに鍵をかけたけど、鍵をかけた行為自体を忘れたという意味になります。つまり、今はドアに鍵がかかっている状態です。動名詞が目的語なので、「鍵をかけたこと」という過去のことを表しています。

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「remember to~」と「remember ~ing」の違い

「remember to~」・・・「~することを覚えている」
「remember ~ing」・・・「~したことを覚えている」

以上が「remember to~」と「remember ~ing」の意味の違いです。rememberの場合も、目的語が不定詞の場合は「これからすること」を表し、目的語が動名詞の場合は「~したこと」という過去について表します。

forget-to-forget-ing-違い-remember-to-ing-使い方-例文-画像2

Please remember to mail this letter.
 
この手紙を投函することを覚えておいてください。(忘れずに手紙を投函してください。)

「remember to~」を使った例文では、この手紙をこれから投函することを覚えておいてくださいという意味になります。つまり、まだ投函していない状態です。

I remember swimming in the sea three years ago.
 
私は3年前に海で泳いだことを覚えています。

「remember ~ing」を使った例文では、過去に海で泳いだことを覚えていますという意味になります。実際に海で泳いだというニュアンスになります。

「remember to~」はこれからすることを覚えている、「remember ~ing」は過去にしたことを覚えているという違いがあります。

「try to~」と「try ~ing」の意味はほぼ同じ

「try to~」・・・「~しようとする」
「try ~ing」・・・「試しに~してみる」

I tried to do it.
 
それをやろうとした。

I tried doing it.
 
試しにそれをやってみた。

tryは「やってみる」という意味の動詞なので、どちらの例文も「試みた」ということ自体がフォーカスされています。

したがって、どちらの例文も、試みただけで実際にそれができたかどうかは分からない。ネイティブの感覚では、どちらかというと、「やってみたいけどできなかった」というニュアンスがあります。

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