remainは、「残る」という意味の動詞で、残ってそのままになるというイメージから、「~のままである」と訳されることがあります。
remainは分詞と組み合わせて「~しているままである」や「~されたままである」のような使い方をします。
分詞とは、「doing(~している)」「done(~された)」というかたちになるものです。
今回の記事では、「remain + 分詞」や「remain to be+過去分詞」などの使い方を簡単な例文で解説していきます。
「remain + 分詞」の意味と使い方
He remained standing there.
彼はそこに立ったままだった。
「remain doing」で「~しているままである」という意味になります。例文では、remained standingで「立ったままだった」という意味で使われています。
ここで使われているstandingは「~ing」というかたちをとる分詞です。standingで「立っている」という状態を表しています。
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Please remain seated.
どうぞ座ったままでいてください。
「remain done」で「~されたままである」という意味になります。例文では、remain seatedで「座ったまま」という意味で使われています。
seatは名詞で「座席」という意味もありますが、ここで使われているseatは「着席する」という意味の動詞です。seatedで分詞のかたちになっています。
<例文>
She remained crying.
(彼女は泣いたままだった。)
The problem remains unsolved.
(その問題は未解決のままだ。)
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「remain to be + 過去分詞」の意味と使い方
It remains to be seen if he will keep his promise.
彼が約束を守るのかどうかは、まだ分からない。
「remain to be + 過去分詞」は、「まだ~されていない」という意味になります。例文では過去分詞の位置にseenが使われているので、「まだ分からない」という意味になります。
何が分からないのか?という内容は、接続詞のif以降になります。he will keep his promise(彼は約束を守る)が、今はまだ分からないと言っているのです。
It remains to be seenには、notなどの否定を表す言葉が含まれいないにも関わらず「まだ~されていない」という否定の意味で訳されることが多い。
remainは「~のままである」という意味です。to be seenは「分かる」という意味なので、「そのうち分かる予定ではあるのがそのままである」という意味になります。つまり、今は「まだ分からない」という訳し方になります。
<例文>
The problem remains to be solved.
(その問題はまだ解説されていません。)
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