比較級と最上級の強調表現much/very/by farの使い分け!manyは使えるのか?

今回は、英語の比較級と最上級の強調表現を解説していきます。比較級は「~よりももっと~」、最上級は「最も~だ」という意味で、どちらもすでに強い言い方ですが、「much」「very」「by far」などを使うことで、それをさらに強調することができます。

「much」「very」「by far」は、比較級と最上級の両方で使えるわけではないので、それぞれで使い分ける必要があります。

それでは、比較級と最上級の強調表現の使い方を簡単な例文で確認していきましょう。

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「much」を使った比較級の強調表現

比較級は「~よりももっと~」という意味になりますが、この表現にmuchを使うことで、さらに強調することができます。

比較級の強調表現のポイントになるのは、muchを置く位置です。比較級には形容詞の語尾に「er」を付けるタイプと、形容詞の前にmoreを置くタイプがあります。

He is much richer than I.
 
彼は私よりはるかに裕福だ。

この例文のように、形容詞の語尾に「er」を付けるタイプは、richerの前にmuchを置きます。muchが「より裕福」という意味のricherをさらに強調し、それよりも「はるかに裕福だ」と言ってます。

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This movie is much more interesting than that one.
 
この映画はあの映画よりはるかに面白い。

この例文のように、形容詞の前にmoreを置くタイプは、moreの前の位置にmuchを使います。muchがmore interestingを強調し「はるかに面白い」と言っています。

比較級-最上級-強調表現-much-very-by-far-使い分け-many-画像1

比較級の強調表現に「very」や「many」が使えるのか?

muchの他にも、形容詞を修飾する(強調する)副詞にveryがありますが、「× very more interesting」とは言えません。このようにveryを比較級に使うことはできませんが、最上級では使うことができます。

また、「× many more interesting」と言うこともできません。manyは形容詞なので名詞を修飾するのが基本です。たとえば、many more years(はるかに何年も)のようにmore yearsという名詞を強調する使い方もできますが、manyが修飾できるのは可算名詞(数えられる名詞)に限ります。

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「by far」を使った最上級の強調表現

最上級は「最も~だ」という意味になるので、すでに強い言い方ですが、その表現に「by far」を使ってさらに強調することができます。「by far」の訳し方は「群を抜いて」や「圧倒的に」など、いろいろありますが、ただの一番ではなく、ずば抜けて一番だと言いたい時に使う表現です。

最上級の強調表現は「by far」を置く位置がポイントです。例文で確認していきましょう。

He is by far the best baseball player.
 
彼はずば抜けて一番の野球選手だ。

This garden is by far the most beautiful I’ve ever seen.
 
この庭は私が今まで見た中で圧倒的に美しい。

この2つの例文のように、語尾に「est」を付けるタイプも「most」を使うタイプも、どちらも最上級のtheの前の位置に「by far」を使います。

She swims by far fastest in her class.
 
彼女はクラスの中で圧倒的に速く泳ぐ。

ただし、形容詞の最上級はthe bestのように表記しますが、副詞の最上級はtheを付けずにfastestだけになります。その場合は、fastestの前の位置に「by far」を使います。

そもそも、theは冠詞なので名詞の前に付けるものです。the best baseball player(一番の野球選手)これが名詞のかたまりになっています。ところが、副詞のfast(速く)は動詞のswim(泳ぐ)を修飾しているので、文章の中にtheを付ける名詞がないのです。だから副詞の最上級はtheを付けないわけです。

比較級-最上級-強調表現-much-very-by-far-使い分け-many-画像2

「very」を使った最上級の強調表現

This is the very best book I’ve ever read.
 
これは私が今まで読んだ中でずば抜けて優れた本です。

「very」を使った最上級の強調表現は、「very」を置く位置が「by far」と違うので注意が必要です。

この例文のように、theとbestの間にveryを置いて「the very best」という語順になっています。「by far」と使い分ける時に使う位置に気を付けるようにしましょう。

最上級の強調表現で使うveryは、bestと一緒に使うことが多いので、「the very best」のようにセットで覚えていても良いと思います。

例文では、「the best book(一番優れた本)」をさらに強調して「the very best book(ずば抜けて一番優れた本」と言っています。

その他にも「比較級 and 比較級」というかたちになる表現もあります。以下の記事も合わせてご覧ください。

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たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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