「It depends on you.」と「It’s up to you.」は、どちらも「あなた次第です。」という意味で使われる定番フレーズです。
どちらのフレーズを使っても、相手に伝わらないことはないのですが、それぞれがもつニュアンスには違いがあります。
今回の記事では、「It depends on you.」と「It’s up to you.」の意味の違いや、It depends~の使い方について解説していきます。
「It depends on you.」と「It’s up to you.」の違い
It depends on you.
あなた次第です。
It’s up to you.
あなた次第です。
この2つの例文は、どちらも同じ和訳になりますが、ニュアンスに違いがあります。
たとえば、あなたが大学に進学するか?進学しないか?を迷っていたとします。そんなあなたに「それはあなた次第だよ。」と言いたい時に、「It depends on you.」と「It’s up to you.」の違いを説明していきます。
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「It depends on you.」の場合は、depend on~が「~に依存する」という意味になるので、この場合は大学に進学するかは、あなたの学力に依存する、つまりあなたの学力次第だよという意味合いになります。
「It depends on you.」と言った場合は、あなたに選択の意思はあっても、決定権は他にある時に使います。この場合は、進学の決定権は大学側にあって、あなたの努力次第で進学ができるかもしれないと言っています。
一方、「It’s up to you.」の場合は、決定権はあなたにあります。すでに大学進学が内定していて、あとはあなたがより良い選択をするだけという意味合いになります。
「It depends on you.」と「It’s up to you.」の違いは、その選択の決定権があなたにあるのか?それともあなた以外にあるのか?という違いがあります。
ただし、状況によっては、どちらのフレーズも使える場面はあります。またはそこまで細かく気にしなくても相手が意味をくみとってくれることが多い。
「It depends on you.」と「It’s up to you.」は、どちらもよく使われる定番フレーズなので、覚えておくと良いでしょう。
日常会話でよく使われるIt depends~の使い方を、例文でもう少し説明していきます。
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「It depends~」の使い方
It depends on his work schedule.
それは彼の仕事のスケジュール次第です。
It depends~は、「~次第です」という意味で使えます。普段の生活の中で「状況次第だよ。」と言うシチュエーションはたくさんあると思います。
たとえば、彼の仕事のスケジュール次第では、来月旅行に行けるかどうか分からない。そんな時に例文のようなフレーズが使えます。
It depends~は、答えがYesともNoとも言えない状況で使える便利な使い方です。「It depends.(それは状況次第だよ。)」この一言フレーズだけでも使えます。
<例文>
It depends on the case.
(それは状況次第です。)
It depends on my children’s plans.
(それは子供たちの予定次第です。)
It depends on the weather tomorrow.
(それは明日の天気次第です。)
It depends on how you do it.
(それはあなたのやり方次第です。)
It depends on how you look at it.
(それは見方によります。)
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