dealは、「取引する」「分配する」などの意味から、ビジネスや裁判など、難しいそうな場面で使う単語のように思われがちですが、実は子供から大人まで頻繁に使う言葉です。
海外の映画やドラマなどを観ていても、dealを含むセリフがよく使われています。
今回の記事では、deal withの意味と使い方についてです。似たような意味をもつcope withとのニュアンスの違いについても例文で解説していきます。
「deal with」の意味と使い方
deal with~は、人や問題を「扱う」「対処する」という意味の句動詞です。
映画や本などで何かの話題を扱う時や、何らかの問題に対処する時などに使います。
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「~を扱う」
This event deals with Japanese culture.
このイベントは日本文化を扱っています。
例文では、Japanese culture(日本文化)を話題に取り上げて扱っているイベントという使い方になります。
イベントに限らず本や映画など、何かのテーマを扱っているものは多いと思います。
I want a magazine dealing with 80’s fashion.
私は80年代のファッションを扱った雑誌が欲しいのです。
このように、雑誌で特集されている内容についても、deal with~「~を扱う」を使って表現することができるので、話題になっている映画や本などの日常会話にも使えます。
「~を対処する」
The teacher dealt with the student’s problem.
先生は生徒の問題を対処した。
dealtは、dealの過去形です。ちなみに過去分詞もdealtです。(現在形:deal 過去形:dealt 過去分詞:dealt)
この例文では、先生が生徒の問題に対して、何らかの解決策を行ったという使い方です。
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「dealt with」と「cope with」の違い
「dealt with」と「cope with」は、どちらも「対処する」「対応する」という意味で使われますが、それぞれの言葉がもつ意味のニュアンスに違いがあります。
We must deal with the problem.
私たちはその問題を対処しなくてはならない。
deal withは、何かの問題や人に「対処する」「対応する」時にもよく使います。この場合のdeal withは、問題に対して、何らかの解決策を積極的に行うイメージです。
問題解決に向けて何らかの働きかけをするのが、deal withの意味がもつニュアンスです。
He needs to cope with his illness.
彼は病気に対応する必要があります。
この例文では、彼は医者ではないので、自分の病気に対して専門的な解決策はとれないが、体調管理に気を付けるなど自分で対応する必要があるという内容です。
このように、問題に対して具体的に解決する方法がなかったとしても、なんとか付き合っていく、折り合いをつけるというニュアンスがcope withにはあります。
deal withは「問題解決へ何らかの対策を行う」イメージです。
cope withは「上手く付き合い折り合いつける」イメージです。
deal withとcope withには、このような違いがありますが、どのような気持ちで対応しているのかの違いなので、場合によってはどちらとも使えることがあります。
どちらかと言うと、cope withよりもdeal withの方が使う頻度は高いと思います。
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