build up/onの意味と使い方!英語で「築く」を例文で解説!

今回は、「build up」と「build on」の意味と使い方を例文で解説していきます。

「build」は「建てる,築く」という意味の動詞で、建物や橋など大きなものを作る場合に使われる言葉です。比較的小さなものを作る場合は「make」を使います。

「build」の使い方のポイントとなるのは、「建造物を建設する」だけではなく、「事業や名声を築く」のように抽象的な意味でも使うことがあるということです。このような抽象的な使い方をする句動詞が、今回紹介する「build up」と「build on」になります。

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「build up」と「build on」の意味

build up・・・「築き上げる」
build on・・・「増設する,~をもとに成り立つ」

「build up」は、「事業を築き上げる」や「良い関係を築き上げる」など、抽象的な意味合いで使うことがあります。コツコツ努力して必要な要素を1つひとつ積み重ねていくイメージです。

動詞の「build」には、建造物を土台から一階、二階と積み上げていくイメージがありますが、副詞の「up」を一緒に使うことで、さらに上への方向性を強めた表現になります。

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「build on」は、リフォームなどで家を「増設する」するという意味もありますが、土台のような基礎となるものがあって、その上に成り立ってるというイメージから「~をもとに成り立つ」という意味で使うこともあります。その基礎となるものが崩れてしまうと成り立たなくなるので、「~を当てにする,~を頼りにする」という意味合いで使うこともあります。

それでは、「build up」と「build on」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。

build-up-build-on-意味-使い方-英語-建てる-築く-例文-画像1

「build up」の使い方

We have built up good relationships.
 
私たちは良い関係を築き上げてきました。

この例文では、お互いの関係をより良いものに向上させてきたという意味で「build up(築き上げる)」を現在完了形で表しています。現在完了形を使うことで過去から現在に至るまでずっと継続して築き上げてきたというニュアンスになります。

この例文を副詞の「up」を使わずに「We have built good relationships.(私たちは良い関係を築いてきました。)」と言っても意味は通じますが、「build up」を使うことで1つひとつ「積み上がてきた」というイメージを強めています。

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日本語でも「建設的な意見」や「建設的な話し合い」という使い方がありますが、英語でも物事をより良くするために1つひとつ積み上げていくという意味で「build up」を使うことがあります。

build-up-build-on-意味-使い方-英語-建てる-築く-例文-画像2

「build on」の使い方

Good relationships are built on mutual trust.
 
良い関係はお互いの信頼の上に成り立つ。

「build up」は、1つひとつ積み重ねて、より良いものに向上していくという意味で、上への方向性を感じる使い方でしたが、「build on」は、その土台となっている基礎の部分への関係性を表した言葉です。

この例文では、良い関係とはお互いの信頼を土台として、その上に築かれているということを「build on」を受動態で表しています。この例文の「Good relationships(良い関係)」のように、物や事など人間以外が主語になる場合は、物事が自発的に何かを行うことはできないので受け身表現なるのが使い方の基本です。

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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