英語の「point」は名詞の意味がよく知られていますが、今回紹介するのは動詞の「point」を使った「point out」の使い方を例文で解説していきます。
実は「point」という言葉は、単なる「点」を表しているわけではありません。この「point」の意味をしっかり理解しておくことが肝心です。
まずは、「point out」の意味から確認していきましょう。
「point out」の意味
「指摘する,指示する」
名詞の「point」は「点」という意味ですが、これは単なる点ではなく、地点や要点など「
指し示された点」を表しています。そのため、「point」を動詞として使う場合は「指す,示す」という意味になります。
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「point out」は、動詞の「point(指す,示す)」と副詞の「out(外に)」を組み合わせた句動詞です。「point out」は「指摘する,指示する」という意味の句動詞で、指摘するものをいったん外に出して区別するというイメージで副詞の「out」が使われています。ですから、「pick out(選ぶ,区別する,見分ける)」の「out」の使い方と似ています。
「point out」は、指し示して他のものと区別するというニュアンスから「指摘する」という意味になります。
それでは、「point out」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「point out」の使い方
Please point out any mistakes.
どんな間違いでも指摘してください。
この例文は、もしも間違いがあったら何なりと指摘してくださいという内容になっています。「point out」の後ろには指摘する対象となる名詞を置くのが使い方の基本です。この例文では「point out」の後ろに「any mistakes(あらゆる間違い)」という名詞が使われています。
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I pointed out that this document was incorrect.
私はこの書類が間違っていると指摘しました。
この例文のように「point out」の後にthat節が使われることもあります。that節の後には主語(S)動詞(V)と続く文章がくるのが基本の使い方です。「point out that SV」この形で覚えておきましょう。
この例文では、「I pointed out(私は指摘した)」と言ってから、具体的に指摘した内容をthat節以降に表しています。「this document was incorrect(この書類は間違っている)」このように後から説明を加えています。
補足ですが、「incorrect」は「不正確な,間違った」という意味の形容詞です。ちょっと難しい言葉ですが、これを機会に覚えておきましょう。
今回は動詞の「point」の意味と使い方について解説しましたが、同じように名詞のイメージが強いけど、実は動詞としてもよく使うという単語に「place」があります。以前に動詞の「place」の意味と使い方について書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
「place」は「場所」という意味の名詞でよく知られていますが、実は動詞の「place」も意外と使います。
今回は、動詞の「place」の意味と使い方について例文で解説していきます。まずは基本的な意味を確認してから、「place on」や「place an order」などの使い方を学習していきましょう…
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