「seek to」は、日常会話ではあまり使わない表現ですが、ビジネスシーンや文字表現などで使われることがあるので、大人の学習者は覚えておくと良い思います。
今回は、「seek to」の意味と使い方について例文を使って解説していきます。「seek to」とよく似た表現に「try to」があるので、これらのニュアンスの違いについても確認していきましょう。
「seek to」の意味
seek to~「~しようと(努力)する」
「seek」にはいくつかの意味がありますが、コアイメージは「捜し求める」という意味の動詞です。
人や物、事を捜し求めるという意味で使うこともありますが、「seek to + 動詞の原形」の形で使う場合は、「~しようと(努力)する」という意味で使います。
たとえば、ビジネスシーンで相手と仕事上の良好な関係を築けるように努めると言いたい場合に使うことができます。
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ただし、「seek to」は一般的な会話では、ほとんど聞くことがありません。普段の会話では、「seek to」よりも「try to」を使う方が圧倒的に多いです。
「try to」は「~しようと試みる」という意味で様々なシチュエーションで使える一般的な表現ですが、「seek to」は「~しようと(努力)する」という意味なので、使える場面が比較的狭い表現です。
次では、「seek to」の使い方を例文を使って解説していきます。「try to」との違いも確認していきましょう。
「seek to」の使い方と「try to」との違い
I will seek to build a good working relationship with him.
私は彼と良好な仕事上の関係を築くよう努めます。
日常会話ではほとんど聞くことがない「seek to」ですが、ビジネスシーンや文字表現などでは使われることがあります。
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この例文では、良好な仕事上の関係を築けるように努めていくという内容になっています。「seek to」の後には動詞の原形がくるのが使い方の基本です。例文では、「build(築く)」という動詞の原形を使っています。
I will try to build a good working relationship with him.
私は彼と良好な仕事上の関係を築くよう努めます。
この例文の内容であれば「seek to」と「try to」を置き換えたとしても、大きな違いはありません。強い意志を表す助動詞の「will」が使われているので、どちらの例文も良好な仕事上の関係を築けるようにしていくという強い意志が伝わってきます。
あえて「seek to」と「try to」のニュアンスの違いを言うとすれば、「seek to」は相手と良好な関係を築くために努めていきたいという気持ちを表現していますが、「try to」は「~しようと試みる」という意味の言葉なので、良好な関係を築くために、何らかの行動を起こしていくニュアンスが伝わってきます。
やはり「seek to」と「try to」の大きな違いは、「seek to」よりも「try to」の方が広い場面で使える一般的な表現だということです。
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