今回は、英語で「~にくっつく,~に忠実である」という意味になる「stick to~」の使い方を例文で解説していきます。
「stick to~」に使われている「stick」は動詞です。まずは、この言葉の意味から確認していきましょう。
「stick to」の意味
「stick to~」・・・「~にくっつく」「~に忠実である」
名詞の「stick」は、杖やドラムのバチなど「棒状のもの」を表しますが、動詞の「stick」は、棒状のものを「突き刺す」という意味があります。
そして、動詞の「stick」と前置詞の「to」を組み合わせた「stick to~」には「~にくっつく」という意味があり、対象となる物事にしっかりとくっついて離れないイメージから、規則や約束事に「忠実である」、ルールや決定を「きちんと守る」という意味になります。
もともと、動詞の「stick」には、棒状のものを「突き刺す」という意味があるので、対象のものに刺さってなかなか離れなれないというニュアンスがあります。ですから「stick to」は、単に対象のものに付いているのではなく、しっかりとくっついて固執するというイメージがあります。
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補足ですが、形容詞の「sticky」になると、「粘着する,ねばねばする」という意味で、対象とくっつくイメージが強くなります。シールの「sticker(ステッカー)」からも、「くっつく」というイメージが想像できます。
それでは、「stick to」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「stick to」の使い方
You should stick to the rules.
あなたはルールを守るべきです。
「stick to」の「to」はto不定詞ではなく前置詞の「to」です。そのため、「stick to」の後には動詞の原形ではなく、名詞または名詞相当語句(名詞と同じような働きをする語句)がくるのが使い方のポイントです。「stick to 名詞」これが基本の形です。
この例文では、「stick to」の後に名詞の「the rules(ルール,規則)」が使われています。ルールから離れずに忠実に守るイメージです。
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I need to stick to a balanced diet.
私はバランスのとれた食事をする必要があります。
この例文では、「stick to」の後に「a balanced diet(バランスのとれた食事)」という名詞相当語句が使われています。「stick to」は、対象となる名詞と「くっついて」密接に関係している意味合いが強い言葉です。この例文ではバランスのとれた食事という決まり事から離れずに「忠実に守る」という意味で「stick to」が使われています。
We need to stick to the point.
話題から外れないようにしましょう。(要点に固執する必要がある。)
この例文で使われている「stick to the point」は、「話題から外れずに要点にそって話す」という意味の言葉です。ここで使われている「the point」は「要点」という意味で、話題から脱線しないで、要点にしっかりくっついて話していくというイメージになります。
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