今回は「apart from」と「except for」の違いと使い分けについて例文で解説していきます。
これらの言葉は、状況によってほぼ同じ意味なるケースと、全く違う使い方になるケースの2パターンがあります。まずは、「apart from」と「except for」の意味の違いから確認していきましょう。
「apart from」と「except for」の意味の違い
「apart from~」・・・「~を別として」
(対象をいったん離して別に考える)
いったん別にした対象が最終的に「含む場合」と「除く場合」の両方に使える。
「except for~」・・・「~を除いて」
(対象を除外する意味合いが強い)
対象を「除く場合」のみに使う。
簡単に言うと、以上の内容が「apart from」と「except for」の意味の違いになります。「apart from」と「except for」は、どちらも「~を除いて」という意味があり、この使い方であればほとんど同じです。
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しかし、対象をいったん別に考えて、最終的にはその対象が含まれるという場合には「apart from」だけが使えて、「except for」は使えません。たとえば、「パンとは別に、朝食でサラダとヨーグルトも食べた。」と言いたい時は、いったんパンは別に考えているけれども、結局は朝食でパンとサラダとヨーグルトの3つを食べたと言っています。
このような場合は「除外」の意味合いが強い「except for」を使うことはできません。ですから、状況によって「apart from」と「except for」を使い分ける必要があります。
それでは、具体的な例文を挙げて、「apart from」と「except for」の使い方の違いについて確認していきましょう。
「apart from」と「except for」の使い方の違い
Apart from bread, I also ate salad and yogurt at breakfast.
パンとは別に、私は朝食でサラダとヨーグルトも食べました。
「apart from」を使ったこの例文では、パンに加えてサラダとヨーグルトも食べたと言っています。いったんパンについては別に考えて、パン以外にもサラダとヨーグルトも食べたというニュアンスになります。「apart from」を使ったこの例文を「except for」で言い換えてみると全く意味が違います。
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Except for bread, I ate salad and yogurt at breakfast.
パンを除いて、私は朝食でサラダとヨーグルトを食べました。
「except for」を使ったこの例文では、パンを除外して、サラダとヨーグルトだけを食べたと言っています。つまり、パンは食べていません。食欲がなかったのか?ダイエット中だったのか?何らかの理由で主食のパンを食べなかったという内容になります。
このように「apart from」と「except for」は、状況によって全く意味が違います。ですから相手に伝えたい内容によって使い分けましょう。「apart from」は「いったん別に考える」という使い方で、「except for」は「除外する」という使い方と考えると分かりやすいと思います。
最後に「apart from」と「except for」が同じ意味になるケースも例文で確認していきましょう。
I’ve not eaten anything apart from cornflakes for breakfast.
私は朝食にコーンフレーク以外は何も食べませんでした。
I’ve not eaten anything except for cornflakes for breakfast.
私は朝食にコーンフレーク以外は何も食べませんでした。
これらの例文は、「apart from」と「except for」が「~を除いて」という同じ意味で使われています。それぞれの使い方も「apart from」と「except for」の部分を置き換えただけです。
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