今回は「not~yet」の意味と使い方を、簡単な例文で解説していきます。
「not~yet」は日常会話でよく使われる表現です。たとえば、少し前にお菓子を食べたから「まだお腹が空いていない」、友達が待ち合わせ場所に「まだ来ていない」など、「まだ~ない」と言いたい時に英語では「not~yet」を使って表現することができます。
「not~yet」の意味
「not~yet」・・・「まだ~ない」
「yet」は、「まだ」という意味の副詞です。主に否定文で使われるので、「not~yet」で「まだ~ない」という意味で覚えておきましょう。
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「not~yet」は、今までのところ「まだ~ない」という意味合いになります。通常は文末に「yet」を置いて使うことが多いですが、会話では「Not yet.(まだだよ。)」このように一言フレーズで言うこともあります。また、「not~yet」は完了形との相性が良く、これらを一緒に使うことが多いです。
それでは、「not~yet」の具体的な使い方を、簡単な例文で確認していきましょう。
「not~yet」の使い方
基本の使い方
I’m not hungry yet.
私はまだお腹が空いていません。
「not~yet」は、「not」を伴う否定文の文末に「yet」を置くというのが使い方の基本になります。この例文では現時点では「まだ」お腹が空いていないという意味合いで「not~yet」を使っています。
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省略「Not yet.」
Aさん:Are you ready?
準備はできた?
Bさん:Not yet.
まだだよ。
この例文は、AさんがBさんに「Are you ready?(準備はできた?)」と聞いているのに対して、Bさんが「まだ準備はできていません。」と答えています。つまり、この例文の「Not yet.(まだだよ。)」は「I’m not ready yet.(私はまだ準備ができていません。)」を省略したものです。
基本的に、英語の省略した表現は、親しい友人や家族などと話す時に使う、カジュアルな言い方になります。親しい相手であれば、例文のように「Not yet.(まだだよ。)」とカジュアルに答えることができます。
完了形+「not~yet」
He hasn’t come here yet.
彼はまだここに来ていません。
この例文では「have/has + 過去分詞」このような形になる現在完了形が使われています。現在完了形は過去のある時点から現在に至るまで「ずっと~である」という継続を表します。
そして、「not~yet」は、過去のある時点から現在に至るまで「まだ~ない」という意味です。つまり、完了形を否定文にして「ずっと~ない」と言いたい時に「not~yet(まだ~ない)」は相性が良いわけです。
例文では継続を表す現在完了形と、「まだ~ない」という意味の「not~yet」を一緒に使うことで、今のところ彼はまだここに来ていない、そして、彼がここに来ていない状態が今も継続しているという意味合いになるのです。
英語で「まだ~」や「もう~」と言いたい時に使う言葉に「yet」「already」「still」などがありますが、これらは使い方が全く違う言葉なので、それぞれを使い分ける必要があります。「yet」「already」「still」の使い分けについて書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
「もう~」「まだ~」を意味する副詞には、already/yet/stillなどがあり、それぞれの使い方に違いがあります。
単語によって、文章の中で使う位置も違います。
今回の記事では、似たような意味を持つ副詞の使い分けについて…
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