今回は「All you have to do is~」というフレーズの意味と使い方や、「only」を使った言い換え方について例文で解説していきます。
このフレーズは決まり文句のようなものなので、「あなたは~さえすればいい」という意味になります。では、なぜこのような意味になるのかを確認していきましょう。
「All you have to do is~」の意味
「あなたは~さえすればいい」
「All you have to do is~」の「All」の後には関係代名詞の「that」が省略されています。ですから、「you have to do(あなたがしなければならない事)」が「All(全て)」を修飾するという関係になっています。
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これらの関係を踏まえて「All you have to do is~」を直訳すると、「あなたがしなければならない事の全ては~だ」という意味になります。つまり、「All you have to do is~」は「あなたは~さえすればいい」という訳し方ができます。
「All you have to do is~」の使い方
All you have to do is(to)tell the truth.
あなたは真実を伝えさえすればいいのです。
本来、「All you have to do is~」の後ろには「to 不定詞」が続きますが、口語ではto不定詞の「to」を省くのが一般的です。例文では、「to tell」の「to」が省略されることが多いです。
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「All you have to do is~」は、先行詞のAllを文頭に置くことで、この事が全てなんだと真っ先に言っています。相手に対して「have to~(~しなければならない)」という言い方自体が強い表現ですが、「All(全て)」を使うことで、それが全てなんだとさらに強めています。そもそも「have to~」は強い言い方なので、「you(あなた)」や「she(彼女)」など、自分以外を主語にして使う場合は、相手の気持ちを考えて使う必要があります。
「All you have to do is~」とよく似た表現で「All I want to do is~(私が~したいのは~だけ)」というフレーズがあります。この表現も「All」の後ろに関係代名詞の「that」が省略されていたり、「All I want to do is~」の後ろにくる「to 不定詞」の「to」が口語表現では省略されることが多いです。
「All you have to do is~」の言い換え
例文①:All you have to do is(to)tell the truth.
あなたは真実を伝えさえすればいいのです。
例文②:You have only to tell the truth.
あなたは真実を伝えるだけでいいのです。
例文③:You only have to tell the truth.
あなたは真実を伝えるだけでいいのです。
「~することが全て」ということは、言い方を変えれば「~するだけでいい」ということでもあります。つまり、「All(全て)」を使った「All you have to do is~」を、「only(~だけ)」を使った「You have only to~」や「You only have to~」で言い換えることができます。
昔の学校教育では、例文①:「All you have to do is~」を、例文②:「You have only to~」で言い換えると学んだ方がいると思いますが、実際の英会話では、例文③:「You only have to~」の方が自然な表現になります。
「You have only to~」で言い換えても間違いではないのですが、これは古い英語の表現になります。現在の英語では「have to~」が助動詞のような働きになり、「have」と「to」の結び付きが強いので、その間に「only」を入れるということに違和感があります。ですから、副詞の「only」は主語と動詞の間に入れた方が自然な表現になります。
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