「hardly」は、noやnotを使わなくても、それだけで否定の意味を持つ副詞です。
hardlyの使い方のポイントは、英文の中でhardlyを置く位置に注意することです。
「hardly ever」や「hardly any」など、他の言葉と組み合わせて使うこともあるので、これらの意味と使い方も合わせて覚えておきましょう。
「hardly」の意味
「hardly」・・・「ほとんど~ない」
hardlyは、「ほとんど~ない」という意味の否定を表す副詞です。noやnotのように全くないわけではありませんが、限りなくnoやnotに近い「ほとんど~ない」という意味になります。
ですから、hardlyは、「almost no」や「almost not」とほぼ同じ意味になります。
hardlyの使い方のポイントは、英文の中でhardlyを置く位置に注意することです。次では、hardlyの具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
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「hardly」の使い方
<hardlyを置く位置>
一般動詞の前
be動詞の後ろ
hardlyは否定を表す言葉なので、英文の中で使う位置はnotと同じです。ですから、hardlyを置く位置は、「一般動詞の前」または「be動詞の後ろ」になります。
それでは、hardlyの具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
I hardly remember that.
私はそれをほとんど覚えていません。
本来、rememberなどの一般動詞を否定文にする場合は、do notなどを使います。意味は異なりますが、hardlyを置く位置は、do notを置く位置と同じです。
He could hardly believe the fact.
彼はその事実をほとんど信じられなかった。
couldなどの助動詞を使った英文を否定文にする時は、could notを使います。助動詞を使った場合もnotを置く位置と同じ位置にhardlyを置きます。
That is hardly used.
それはほどんど使われていません。
isなどのbe動詞を使った英文を否定文にする時は、is notを使います。be動詞を使った場合でもnotを置く位置にhardlyを置くことが基本です。
hardlyは、「hardly ever」や「hardly any」のように他の言葉と組み合わせて使うことがあります。次ではこれらの言葉の違いと使い方について例文で確認していきましょう。
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「hardly ever」と「hardly any」の違い
「hardly ever」・・・「めったに~ない」頻度の少なさを表す
「hardly any」・・・「極めて少ない」数や量の少なさを表す
簡単に言うと、以上の内容がhardly everとhardly anyの違いです。どちらも「ほとんど~ない」と訳すことができますが、hardly everは「頻度の少なさ」で、hardly anyは「量の少なさ」を表す時に使います。
それでは、hardly everとhardly anyの具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
I hardly ever go the area.
私はその地域に行くことはほとんどない。
この例文では、「hardly ever go」で行く頻度が少ないと言っています。このように頻度の少なさを表す時にhardly everを使います。
There are hardly any stores nearby.
近くに店はほとんどありません。
この例文では、近くに店の数がほとんどないと言っています。このように数や量の少なさを表す時にhardly anyを使います。
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