今回は、「by the time」と「until」の意味の違いについてです。これらはどちらも「~まで」という時を表す言葉ですが、それぞれの意味は全く違います。
特に、接続詞と同じ働きをするby the timeの使い方を、例文でしっかり確認していきましょう。
まずは、by the timeとuntilの違いを簡単に解説していきます。
「by the time」と「until」の違い
「by the time」・・・「~するまでに」という意味の接続詞
「until」・・・「~まで(ずっと)」という意味の接続詞/前置詞
以上の内容が「by the time」と「until」の違いです。by the timeは、文と文を繋ぐ接続詞と同じような働きをする語句です。分かりやすく接続詞として覚えておいても良いでしょう。
Sponsored Links
by the timeは「~するまでに」という意味で、期限を表す言葉です。一方、untilは「~まで(ずっと)」という意味で、継続した最後の終点を表す言葉です。
また、by the timeは時を表す接続詞として使われます。一方、untilは接続詞と前置詞としての使い方があります。
それでは、具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「by the time」の意味と使い方
He have to finish his homework by the time his friend comes home.
彼は友達が家に来るまでに宿題を終わさなければならない。
by the timeは、「~するまでに」という意味の期限を表す言葉です。この例文では、友達が家に来る時間までが宿題を終わらせる期限で、その時間よりも前であれば、いつ宿題を終わらせてもかまわないという意味合いになります。
by the timeは接続詞なので、その後には、主語(S)動詞(V)と続く文章がくるのが基本です。「by the time S V」というかたちになります。
Sponsored Links
by the timeの他にも、timeを使った言葉で時を表す接続詞は「every time(~するたびに)」や「next time(次に~する時に」などがあります。これらも接続詞として使う場合は、「every time S V」「next time S V」のかたちになります。
by the timeは期限を表す言葉でしたが、untilの使い方はそれとは違います。次では、untilの具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「until」の使い方
He have to study until his friend comes home.
彼は友達が家に帰るまで勉強しなければならない。
この例文で使われているuntilは、「~まで」という意味の接続詞です。「~までずっと」という意味で継続した最後の終点を表す言葉です。使い方は異なりますが前置詞のuntilも同じような意味になります。
例文では、友達が家に来る時間まで、ずっと継続して勉強しなければならないという意味合いになります。友達が家に来るまでに宿題が終わればいつでも勉強が終了できるby the timeとは全く違う意味になります。
by the timeは、期限までのどの時間で終えても良い。untilは、期限までずっと継続するという意味の違いがあるのです。
結局は、接続詞のby the timeとuntilの違いは、前置詞のbyとuntilの違いと同じです。
byとuntilの違いと使い方について書いた記事があるので、合わせて読むと理解が深まります。
byとuntilは、どちらも「~まで」と訳されることが多いですが、これらは全く違う意味で使われます。
byとuntilの違いをI have to be there ~「私はそこにいなければならない」という例文を使って解説します。I have to be there by 5 pm.私は午後5時までにそこにいなければならない…
PR:【30日間全額返金】ライザップがTOEICにコミット!ライザップイングリッシュ
Sponsored Links
おすすめの記事
nothing butとanything butの意味と使い方!言い換えを例文で解説!
run out ofの意味と使い方!英語で「使い果たす」を例文で解説!
arrive at/inとreachとget toの違い!意味と使い方を例文で解説!