今回は、「命令文, and~」と「命令文, or~」の意味と使い方についてです。
命令文または命令文に相当する語句と、接続詞の「and」「or」を組み合わせることで、その後にくる文の内容が肯定的なものになるのか、否定的なものになるのかを使い分ける必要があります。
それでは、具体的な使い方を簡単な例文で確認していきましょう。
「命令文, and~」の使い方
Hurry up, and you will catch the bus.
急ぎなさい、そうすればバスに間に合うよ。
「命令文, and~」は、「~しなさい、そうすれば~」という意味になります。この例文は、Hurry up(急ぎなさい)という文と、you will catch the bus(あなたはバスに間に合うだろう)という2つの文を、接続詞のandで繋いでいる構成になっています。
命令文の後に使われる接続詞のandは「そうすれば」という意味になり、その後に続く文は例文の「バスに間に合うよ」のように、肯定的な内容になるのが使い方のポイントです。
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<例文>
Study hard, and you will pass the test.
(一生懸命勉強しなさい、そうすればテストに合格するよ。)
Practice every day, and you will win the game.
(毎日練習しなさい、そうすれば試合に勝てるよ。)
「命令文, or~」の使い方
Hurry up, or you will miss the bus.
急ぎなさい、そうしないとバスに乗り遅れるよ。
「命令文, or~」は、「~しなさい、そうしないと~」という意味になります。この例文は、Hurry up(急ぎなさい)という文と、you will miss the bus(バスに乗り遅れるだろう)という2つの文を、接続詞のorで繋いでいる構造になっています。
命令文の後に使われる接続詞のorは「そうしないと」または「さもないと」という意味になり、その後に続く文は例文の「バスに乗り遅れるよ」のように、否定的な内容になるのが使い方のポイントです。
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<例文>
Study hard, or you will fail the test.
(一生懸命勉強しなさい、そうしないとテストに失敗するよ。)
Put on a coat or you will catch a cold.
(コートを着なさい、そうしないと風邪をひくよ。)
「and / or」は命令文に相当する語句にも使える
You need to work harder, and your dream will come true.
あなたはもっと努力する必要がある、そうすればあなたの夢は叶うでしょう。
You have to get up early, or you will be late for school.
あなたは早く起きなければならない、そうしないと学校に遅刻しまうよ。
これらの例文のように、「need to~(~する必要がある)」「have to~(~しなければならない)」「must~(しなければならない)」など、命令文のように相手に強く要求する文の後にも、「命令文, and~」「命令文, or~」と同じような使い方ができます。
補足ですが、例文のwork hardは「努力する」という意味になります。
基本的な命令文の作り方や、英語圏の人たちが使う命令文のニュアンスについて書いた記事があるんで、合わせてご覧ください。
今回は、英語の命令文の作り方を簡単な例文を使って解説していきます。
命令文は主語を省略して動詞を文頭に置く表現になります。この動詞は原形になることが使い方のポイントで、当然ですがbe動詞の場合も原形になります。
否定文の場合は、文頭に動詞を否定するDon’tを置くことがポイントです。それでは、具体的な使い方を例文で確認していきましょう…
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