willとbe going toの違いを天気の変化で解説!canとbe able toの違いも紹介!
今回のレッスンでは、未来のことを表現するwillとbe going toの違いについてと、どちらも「~できる」という意味のcanとbe able toの違いについて解説します。
これらは、昔の英語教育では、置き換え問題でよく出題されていました。
willをbe going toに置き換える問題やcanをbe able toに置き換える問題です。
しかしこれらは、ネイティブの感覚では、同じニュアンスとして使われていません。
ですから、実際には置き換えることができない言葉なのです。
willとbe going toの違い
It will rain tomorrow.
明日は雨が降るだろう。
この場合は、明日のことははっきりと分からないけど、明日は雨になりだろうと言っています。
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明日は雨になるということを天気予報で知ったのか?
もしくは、人から聞いたのか?
いずれにせよ、明日は雨だという推測の域をでていない表現なのです。
It is going to rain soon.
すぐに雨が降るだろう。
be going toの場合は、現在にすでに未来に繋がるような原因がある時に使われます。
この場合は、もう空に雨雲が集まっていて、今にも雨が降りそうで天気が変わろうとしていると言っています。
雨になる原因がすでにあってgoing(進行形)なので雨が降るまでの途中の状態を表現しています。
ですから、推測の域をでないwillと今まさに行われようとしているbe going toでは、雰囲気に大きな違いがあるのです。
ただし、天気予報で伝えている気象予報士の側から考えると、気象観測を行っているので、willとbe going toをどちらとも使うことがあります。
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canとbe able toの違い
Can you open the window?
窓を開けてくれますか?
canを使った疑問文は、お願い事をする時によく使います。
例文は、室内の空気を入れ替えたくて窓際の席の人に窓を開けてくれませんか?と頼んでいる状態です。
もしも、このcanをbe able toに置き換えるとニュアンスが全く違います。
Are you able to open the window?
窓を開けることができる?
canとbe able toは、どちらも「~できる」と訳されますが、be able toの場合は、物理的に可能なのかを表現しています。
ですから、Are you able to open the window?と言うと、あなたには、その窓を開けるだけの能力があるのか?という意味になります。
たとえば、背が小さい子供が窓の高さに手が届かない場合は、be able toを使っても良いと思いますが、でもあまり使わない。
英会話では、be able toよりもcanの方が多く使われます。
たとえば、私は英語が話せるでしたらI can speak English.になります。
この場合、I am speak to English.とは言いません。
ただし、canとwillは一緒に使えないので、willを使う時はwill be able toになります。
たとえば、上司に「この仕事できるか?」と尋ねられて「できます」と答える時にI can do this.とI am able to do this.どちらで答えても大丈夫ですが、I can do this.よりもI am able to do this.の方が、以前に似たような仕事をやった経験があって、確実に仕事ができるだけの能力があるという印象があります。
でもこの場合は、どちらを使っても良いと思います。
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