英語で「~とは関係ない」と言いたい時の定番フレーズに「have nothing to do with~」という英熟語があります。
このフレーズのnothingを除いて「have to do with~」にすると「~と関係がある」という意味になります。
今回の内容は、熟語なのでこのフレーズを丸ごと覚えるだけで役に立つと思いますが、具体的な使い方も例文で詳しく確認していきましょう。
まずは、「have nothing to do with~」の意味から確認していきましょう。
「have nothing to do with~」の意味
「have nothing to do with~」は、「(主語は)~とは関係ない」という意味になります。
haveの部分だけ、時制や三人称単数などで、hadまたはhasなどに変化しますが、基本のかたちは同じです。
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「have nothing to do with~」の使い方
I have nothing to do with the problem.
私はその問題とは関係がない。
「主語 have nothing to do with ~」は、主語はwith以降の内容とは関係ないという意味になります。
例文の主語の「I(私)」なので、私は「the problem(その問題)」とは関係ないという使い方になります。
この例文の内容は、主語が「人」で、「物事」とは関係ないという構造になっていますが、それとは反対に、主語が「物事」で、「人」とは関係ないと言いたい時にも「have nothing to do with~」が使えます。
This has nothing to do with you.
これはあなたとは関係ありません。
この例文の主語は「This(これ)」で、with以降の内容がyou(あなた)になっています。このように主語が「物事」で、with以降の内容が「人」という場合でも「have nothing to do with~」というフレーズが使えます。主語が「This(これ)」で三人称単数なので、「has nothing to do with~」になっています。
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学習者の中にはThisの後にbe動詞を置かないと違和感があるという人もいるかもしれません。この例文の内容では、Thisの後ろにhasを使うことが多いですが、be動詞を使って「This is nothing to do with you.(これはあなたとは関係ありません。)」と言っても間違いではありません。このような表現は主にイギリス英語で使うことがあります。
「have to do with~」の意味と使い方
She seems to have something to do with it.
彼女はそのことと何らかの関係があるようだ。
これまで学習してきたフレーズからnothingを除いて「have to do with~」にすると「~と関係がある」という意味になります。
例文のように「have something to do with~」で「~と何らかの関係がある」という意味で使うこともあります。このフレーズもよく使うので合わせて覚えておきましょう。
somethingを使うと「何らかの」というニュアンスが加わりますが、「have to do with~」とほぼ同じ意味で使い方も同じです。主語はwith以降の内容と「関係がある」という意味で使われます。
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