今回は「be satisfied with」と「satisfying」の意味と使い方を例文で解説していきます。「be satisfied with」に使われている「satisfied」と「satisfying」は、どちらも形容詞です。つまり、今回の記事の内容は、同じ語源をもつ形容詞の違いについての解説です。
「satisfied」と「satisfying」は、どちらも動詞の「satisfy」が語形変化したものですが、意味も使い方も全く違います。まずはそれぞれの意味から確認していきましょう。
「be satisfied with」と「satisfying」の意味の違い
「be satisfied with」・・・「~に満足する」
「satisfying」・・・「満足な,十分な」
以上が、「be satisfied with」と「satisfying」の意味の違いになります。「be satisfied with」に使われている「satisfied」と「satisfying」は、どちらも形容詞です。
「satisfied」は、動詞の「satisfy(満足させる)」の過去分詞の形をとることで形容詞の働きをして、「satisfying」は動詞の「satisfy」の現在分詞の形をとることで形容詞の働きをするという違いがあります。
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動詞の「satisfy」は、相手を「満足させる」という意味の言葉です。それを現在分詞の「satisfying」にすると「満足させる状態にある」というニュアンスになります。一方、過去分詞の「satisfied」は、受け身の意味合いがあるので、「満足させられる状態にある」というニュアンスです。
それでは、「be satisfied with」と「satisfying」の使い方の違いを簡単な例文で確認していきましょう。
「be satisfied with」と「satisfying」の使い方の違い
I was satisfied with this dinner.
私はこの夕食に満足しました。
動詞の「satisfy」は、相手を「満足させる」という意味の言葉ですが、それとは逆に自分が「満足する」と言いたい時によく使う熟語が「be satisfied with(~に満足する)」です。
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この例文では、主語の「I(私が)」が「this dinner(この夕食)」に満足させられた状態にあるという意味合いで「satisfied」を使っています。過去分詞の形をとる「satisfied」は「~される」という受け身の意味合いがあります。
ところが、現在分詞の「satisfying」は、動詞の「satisfy(満足させる)」の意味をそのまま形容詞的用法になっているので「~させる」という意味合いになっています。
This dinner was satisfying for me.
この夕食は私にとって満足のいくものでした。
この例文は、「be satisfied with」を使った例文の内容を「satisfying」を使って言い換えたものです。主語が逆転して「This dinner(この夕食)」になっているところが使い方の違いのポイントです。
動詞の「satisfy」を元にした同じ形容詞でも、「満足させられる状態」を表す「satisfied」と、「満足させる状態」を表す「satisfying」という違いがあります。
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