今回は「Would you mind~?」と「Do you mind~?」の意味と使い方について例文で解説していきます。
定番のかたちは、「Would/Do you mind ~ ing?」と「Would/Do you mind if ~?」です。この表現は、答え方に気を付ける必要があるので、返事の仕方もしっかりと確認していきましょう。
「Would/Do you mind ~ ing?」の意味と使い方
Would you mind turning on the air conditioning?
エアコンをつけてもらえないでしょうか?
Do you mind turning on the air conditioning?
エアコンをつけてくれませんか?
「Would/Do you mind ~ ing?」は、「~してもらえないでしょうか?」「~してくれませんか?」と相手に依頼する時に使う定番フレーズです。
「Do you mind ~ ing?」よりも「Would you mind ~ ing?」の方が丁寧な英語表現になります。場面や相手を考えて使い方を選びと良いでしょう。
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ここで使われているmindは、「~を嫌がる」「~を嫌だと思う」という意味の動詞です。これらの例文は、どちらも「エアコンをつけて頂いたら、あなたは嫌な気持ちになります?」というニュアンスになります。
ですから、その答え方に注意が必要です。「あなたは嫌な気持ちになりますか?」と聞いているのに、エアコンをつけてもいいですよという意味でYesと返事すると、それは「嫌です」という反対の意味になってしまいます。
「Would/Do you mind ~ ing?」の答え方
「いいですよ、エアコンをつけましょう」という意味合いになる答え方は次のとおりです。
Of course not, I’ll turn on it.
もちろん気にしませんよ、私がつけましょう。
No problem at all.
全く問題ないですよ。
Not at all!
全く気にしませんよ!
これらの例文のように、Noやnotなどを使って、「エアコンをつけることが嫌ではないですよ」と相手に伝えることが答え方のポイントになります。
「エアコンをつけません」と失礼のないように断る場合の答え方は次のとおりです。
I’m sorry, but I can’t. It’s too cold for me.
申し訳ありませんが、出来ません。私にとって寒過ぎる。
初めにI’m sorryというように申し訳ない気持ちを相手に伝えることが大切です。そして、出来れば断る理由も相手に言ってあげると、ただ出来ませんと断るよりも気持ちは伝わると思います。
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「Would/Do you mind if ~?」の意味と使い方
Would you mind if I sat here?
ここに座ってもよろしいでしょうか?
Do you mind if I sit here?
ここに座ってもいいですか?
「Would/Do you mind if ~?」は、「~してもよろしいでしょうか?」「~してもいいですか?」と相手に許可を求める時に使う定番フレーズです。
この使い方も、「Do you mind if ~?」よりも「Would you mind if ~?」の方が丁寧な表現になります。
この2つの例文は、「この席は空いてますか?」という意味合いで「ここに座ってもよろしいでしょうか?」と相手に尋ねるフレーズです。
どちらの表現も、ifの後に主語、動詞(SV)と続く英語の基本的な語順になっていますが、それそれの動詞の部分に違いがあります。
「Would you mind if ~?」は、「もし~ならば」という意味になる仮定法です。仮定法は未来のことを言っているにもかかわらず、過去形になることが使い方のポイントになります。例文では、sitの過去形のsatを使っています。(現在形がsit、過去形がsat、過去分詞がsat)
一方、「Do you mind if ~?」は通常の表現なので、現在形のままで使います。
「Would/Do you mind ~ ing?」と同様に「Would/Do you mind if ~?」も、mindを使っているので、「ここに座ったらあたなたは嫌な気持ちになりますか?」という意味になります。
したがって、この場合も答え方に気を付ける必要があります。
「Would/Do you mind if ~?」の答え方
「席は空いてますよ、座ってもいいですよ」という意味合いになる答え方は次のとおりです。
No, go ahead.
いいえ、どうぞ。
Not at all!
全く気にしませんよ!
この例文のように、Noやnotなどを使って、「ここに座っても嫌ではないですよ」と相手に伝えることが答え方のポイントになります。
NoとYesで迷ってしまう場合は、初めからそれらを言わないで相手に伝える答え方もあります。笑顔やジェスチャーを交えて相手に言えばきっと伝わるはずです。
Go ahead!
どうぞ!
Of course!
もちろん!
Sure!
もちろん!
「席は空いていません、座ることはできません」という意味合いで断る答え方は次のとおりです。
I’m sorry, it’s taken.
申し訳ありませんが、その席は空いていません。
そっけなく答えるのではなく、初めにI’m sorryのように相手の気持ちを察する言葉を添えてから、it’s taken(席はとられている状態なので空いていません)と断ると良いでしょう。
このような場合に言うI’m sorryは「ごめんなさい」という謝罪の意味ではなく、相手の気持ちを察して残念に思うという意味合いになります。そして、takenは席がとられているという受け身の表現です。
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