英語表現においての形容詞の使い方は、名詞の前に形容詞を置くのが基本なのですが、単語によっては名詞を後ろから修飾する形容詞もあります。後ろから修飾することを「後置修飾」と言い、後置修飾の用法はいろいろな表現があります。今回は、いくつかある後置修飾の中でも、これだけは絶対に覚えておきたい重要な2つの用法を、簡単な例文を使って分かりやすく解説していきます。
名詞を後ろから修飾する形容詞
「-thing」「-one」「-body」がつく名詞を修飾する場合
I’m looking for something special for my daughter’s birthday.
私は娘の誕生日のために何か特別なものを探しています。
「something」や「someone」や「anybody」など、名詞に「-thing」「-one」「-body」がつく単語を修飾する場合は、形容詞が名詞の後ろから修飾する後置修飾になります。
この例文では、代名詞の「something(何か)」を形容詞の「special(特別な)」が後ろか修飾して「何か特別なもの」という意味になっています。
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他には、「someone better(より良い誰か)」や「anybody else(他の誰でも)」のように、特定の形をしている名詞を形容詞で修飾する場合は、形容詞を名詞の後ろに置くことができます。
「-ible」「-able」がつく形容詞を使う場合
Is this room available?
この部屋は空いていますか?
「possible」や「available」など語尾に「-ible」や「-able」がつく形容詞を使う時は、名詞の後ろに形容詞を置いて、名詞を後ろから修飾することができます。「-ible」や「-able」がつく形容詞は、「~が可能である」という意味を含む言葉になります。
この例文で使われている「available」は「利用できる」という意味の形容詞です。形容詞の「available」が名詞の「room」を後ろから修飾して、「room available(利用できる部屋,空いている部屋)」という意味になります。
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他にも後置修飾ができる形容詞はあるけれど…
「alive(生きている)」「alike(似ている)」「awake(起きている)」「alone(一人で,孤独な)」「asleep(眠っている)」など、他にも後置修飾ができる形容詞はいくつかあります。
ですが、これらを一度に覚えていくのは大変なので、使いながら徐々に覚えていけば良いと思います。後置修飾ができる形容詞は、「a-」で始まる形容詞が多いので、このことを学習するポイントとして覚えておきましょう。
たとえば、形容詞の「asleep」は、「Don’t wake up the baby asleep. (眠っている赤ちゃんを起こさないで。)」このように名詞の「baby」を後ろから修飾することができます。
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