今回の記事は「want+人+to do」「tell+人+to do」「ask+人+to do」の意味と使い方についてです。
wantやtellやaskが初めてきて、その後に人を表す単語、to+動詞の原形と続く不定詞の構文です。
特に「tell+人+to do」と「ask+人+to do」は意味を混同しがちなので、tellとaskの違いについても例文で解説していきます。
「want+人+to do」の意味と使い方
He wanted me to open the window.
彼は私に窓を開けてほしかった。
「want+人+to do」は、「人に~してほしい」という意味になります。例文では、wantの過去形のwantedを使っているので「人に~してほしかった」という意味になります。
例文では、wanted me to open「私に開けてほしかった」という意味になります。to以降は動詞の原形になることが使い方のポイントです。
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want to~は「~したい」という意味になります。たとえば、He wanted to open the window.(彼は窓を開けたかった。)この場合は窓を開けたかったのは彼になります。
ところが、want+人+to do「人に~してほしい」のかたちにすると、窓を開ける行為をしてほしいのは彼ではなく私になります。
行為をしてほしい対象となる人(me)をおく場所が、wantとtoの間になることも使い方のポイントです。
<例文>
I want him to keep our promise.
(私は彼に私たちの約束を守ってほしい。)
I want her to sing a song.
(私は彼女に歌を歌ってほしい。)
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「tell+人+to do」の意味と使い方
He told me to open the window.
彼は私に窓を開けるように言った。
「tell+人+to do」は、「人に~するよう言う」という意味になります。例文では、tellの過去形のtoldが使われているので、「人に~するよう言った」という意味になります。
使い方のポイントは「want+人+to do」の場合と同じで、対象となる人(me)を置く位置と、to以降に動詞の原形がくることがポイントです。
<例文>
I told him to bring his umbrella.
(私は彼に傘を持ってくるように言った。)
My brother told me to come to his room later.
(兄は私に後で彼の部屋に来るように言った。)
「ask+人+to do」の意味と使い方
He asked me to open the window.
彼は私に窓を開けるように頼んだ。
「ask+人+to do」は、「人に~するように頼む」という意味になります。例文では、askの過去形のaskedを使っているので、「人に~することを頼んだ」という意味になります。
「ask+人+to do」の場合も、使い方のポイントは同じで、対象となる人(me)を置く位置と、to以降に動詞の原形がくることがポイントになります。
「tell+人+to do(人に~するよう言う)」と「ask+人+to do(人に~するように頼む)」は、似たような意味だと思われがちですが、実は相手に与えるニュアンスに大きな違いがあります。
tellは相手に「伝える」というイメージあるので、言い方にもよりますが、例文では「彼に窓を開けるように指示した」というニュアンスになります。
一方、askの場合は、相手に「頼む」というイメージがあるので、例文では「彼に窓を開けるようにお願いした」というニュアンスになります。
「tell+人+to do」のように相手にただ伝えたのか、それとも「ask+人+to do」のように相手にお願いしたのか、それぞれの印象に違いがあるのです。
<例文>
I asked you to pick up the ball.
(私はあなたにボールを拾ってくれるよう頼んだ。)
She asked me to call her later.
(彼女は私に後で電話するよう頼んだ。)
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