by chanceとby accidentの違い!意味と使い方を例文で解説!

「by chance」と「by accident」は、どちらも偶然に何かが起こったことを意味する言葉ですが、それぞれの言葉の使い方は少し違います。今回は、「by chance」と「by accident」の意味と使い方を、簡単な例文を使って分かりやすく解説していきます。

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「by chance」と「by accident」の意味の違い

by chance・・・「偶然に,たまたま」
理由もなく何かが起こった時に使うことが多い。

by accident・・・「偶然に,うっかり」
誰かが意図しないことをしたために何かが起こった時に使うことが多い。

簡潔に言うと、以上の内容が「by chance」と「by accident」の意味の違いになります。

「by chance」と「by accident」の違いは、名詞の「chance」と「accident」の意味の違いになります。「by」は「~によって」という意味の前置詞です。

「chance」は、「機会,好機」を意味する名詞で、たまたまめぐってきた事態を表す言葉です。ですから、理由もなく偶然に何かが起こった時に「by chance」を使うことが多いです。

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「accident」は、「思いがけない出来事,事故」を意味する名詞で、誰かが意図しないことをしたために何かが起こったというニュアンスがある言葉です。ですから、「by accident」は、うっかり何かをしてしまった時や、誰かが意図しないことをやったために、思いがけない出来事が起こったという時に使うことが多いです。

それでは、「by chance」と「by accident」には、どのような使い方の違いがあるのかを、簡単な例文で確認していきましょう。

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「by chance」と「by accident」の使い方の違い

I picked up a 500 yen coin by chance.
 
私は偶然500円を拾った。

この例文は、道を歩いていたら偶然500円を拾ったという内容です。このように、何の理由もなくたまたま起こった好機は「by chance」を使います。「by chance」の使い方は文末に置くことが多いです。

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I dropped the plate by accident.
 
私はうっかりお皿を落としてしまった。

この例文は、お皿を運んでいたら、うっかり手がすべってお皿を落としてしまったという内容です。お皿を運ぶつもりが、うっかり手をすべらしたという、意図しないことをやったために起こった事故なので「by accident」を使っています。

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「by accident」の使い方も「by chance」と同様に、文末に使うことが多いです。

自分でうっかり失敗してしまったことは、やってしまった内容よりも先に、「これは故意にやったのではなく、事故だったんだ」と伝えたいものです。その場合は、副詞の「accidentally(偶然に)」を使って、「I accidentally dropped the plate.(私はうっかりお皿を落としてしまった。)」と言った方が使いやすいかもしれません。

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