「take a look at」と「look at」の違い!意味と使い方を例文で解説!

今回は「take a look at」の意味と使い方を例文で解説していきます。

「take a look at」と「look at」は、どちらも「見る」という意味の言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。そもそも、この2つの言葉に使われているlookはそれぞれの品詞が違います。

ちょっとした違いなので、それほど神経質になる必要はないのですが、どちらも日常会話でよく使う言葉なので、それぞれの違いを知っておいても良いかと思います。

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「take a look at」と「look at」のニュアンスの違い

「take a look at」・・・「一通り見る」「ちょっと見る」「覗く」(lookが名詞)
「look at」・・・「見る」「眺める」(lookが動詞)

以上が「take a look at」と「look at」の違いを、簡単にまとめた内容になります。「take a look at」と「look at」は、どちらも「見る」という意味で、それほど大きな違いがありませんが、微妙なニュアンスの違いがあります。

「take a look at」に使われている「look」は名詞です。名詞のlookは、「一見」「ひと目」という意味で、動詞のlookと同様に名詞のlookの場合も前置詞のatを伴います。「take a look at」は、「一通り見てチェックしてみる」「ちょっと覗いて様子を見てみる」このようなニュアンスがあります。

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一方、「look at」は、「見る」という意味で幅広く使う言葉です。「look at」は、遠くの山を眺める時に使うこともあれば、近くにある花をちょっと見る時にも使います。ですから、「見る」という意味で「take a look at」と「look at」のどちらを使っても間違いではないのです。

ただし、日常会話の中で「look at」よりも「take a look at」を使うことが多いシチュエーションはあります。次では、「take a look at」の使い方を簡単な例文で確認していきましょう。

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「take a look at」の使い方

I’ll take a look at this documents.
 
この書類を見ておきます。

この例文では、この書類を「一通り見ておきます」という意味で「take a look at」が使われています。「look at」は単に対象を「見る」という意味ですが、「take a look at」には、「一通り目を通す」「一通り見てチェックする」という意味合いの使い方になります。

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例文では、「take a look at」を使っていますが、それとほぼ同じような意味で「have a look at」を使うこともあります。

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Let’s take a look at the flea market.
 
蚤の市をちょっと見てみましょう。

この例文では、「ちょっと見る」「ちょっと様子を覗いてみる」という意味で「take a look at」が使われています。名詞のlookは「一見」「ひと目」という意味なので、「take a look at」には、「一通り目を通す」や「ちょっと見てみる」というニュアンスがあるのです。

余談ですが、「フリーマーケット」の「フリー」は「× free(自由な)」ではなく「flea(蚤-ノミ)」です。

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