今回は、「criticize」と「blame」の意味と使い方の違いについて、例文で解説していきます。
criticizeとblameは、どちらも「非難する」という意味の動詞ですが、それぞれがもつニュアンスに微妙な違いがあります。
まずは、これらの言葉がもつニュアンスの違いを確認してから、具体的な使い方を例文で学習していきましょう。
「criticize」と「blame」の違い
criticize・・・欠点を批判する
blame・・・間違いを非難して責任を問う
簡単に言うと、以上の内容がcriticizeとblameの違いになります。ただし、criticizeは、「非難する」または「批判する」という意味で幅広く使う言葉なので、blameを使うような場面でcriticizeを使うこともあります。
criticizeは、相手の欠点を指摘して批判するという意味で使われる言葉です。欠点を指摘しているということは、その欠点を本人が直せば改善できるということです。ですから、欠点を指摘すると同時に改善できる方法を指摘するニュアンスが含まれています。主に相手の考え方を批判することが多いです。
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一方、blameは、相手の間違いを非難して、相手に責任を問うという意味で使います。何らかの過失の原因について、それは~のせいだと非難する時に使うことが多いです。主に相手の不適切な行動を非難する時に使うことが多いです。
criticizeは「(主に考え方を)批判する」という意味で使われることが多く、blameは「(主に間違った行動を)非難する」という意味で使われることが多いです。criticizeとblameには、このようなニュアンスの違いがあります。
それでは、criticizeとblameの使い方についても、簡単な例文で確認していきましょう。
「criticize」の使い方
My teacher criticized me for not studying hard enough.
私の先生は、私が一生懸命に勉強していないと非難しました。
「criticize A for B」は、「AをBについて非難する」または「AをBについて批判する」という意味になります。この例文では、私が勉強不足だという欠点を先生が指摘したという意味合いでcriticizeを使っています。
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このように相手のよくないことを探して非難する、または批判する時にcriticizeを使うことが多いです。相手の良くないことを指摘しているということは、裏を返せば、欠点を直すことで良くなるという改善策を教えているということでもあります。
「blame」の使い方
He blamed me for the failure.
彼はその失敗は私のせいだといった。
「blame A for B」は、「AをBについて非難する」「AをBについて責める」という意味で使います。blameはcriticizeと同様に前置詞のforと相性の良い言葉です。
criticizeの場合は「~だからダメなんだよ」と欠点を指摘しているのに対して、blameの場合は、「ダメなのは~せいだ、~に責任がある」と相手を責めている意味合いになります。
この例文では、彼がその失敗について私に責任を問うという使い方になります。ですから、この例文を否定文に変えて「He didn’t blame me for the failure.(彼はその失敗について私を責めなかった。)」と言うと、その失敗が私に何らかの関係があるにも関わらず、彼は私を責めることはしなかったという意味になり、そこには同情にも近い気持ちが含まれている印象になります。
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