今回は、「give+人+物」の使い方について例文で解説していきます。
「give+人+物」は、語順を変えて「give+物+to+人」のかたちで書き換えることができます。これらの意味と使い方も例文で確認していきましょう。
「give+人+物」の使い方
I gave Emi a present.
私はエミにプレゼントをあげた。
「give+人+物」は、「人に物を与える」という意味になります。「give(与える)」+「人(誰に)」+「物(何を)」という語順で並べていくのが基本です。
この例文で使われているgaveは、動詞のgiveの過去形で、「与えた」「あげた」という意味になります。
使い方のポイントは、「give+人+物」の語順になっているということです。例文では「gave+Emi(人)+a present(物)」の語順に使われ、Emi(エミ)にa present(プレゼント)をgave(あげた)という意味になります。
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「give+人+物」以外でも、後ろに「人」+「物」という語順になる動詞はいくつかあります。
「show+人+物」・・・「人に物を見せる」
「tell+人+物」・・・「人に物を話す」
「teach+人+物」・・・「人に物を教える」
「send+人+物」・・・「人に物を送る」
「buy+人+物」・・・「人に物を買う」 など
He showed me a picture of the trip.
彼は私に旅行の写真を見せてくれた。
この例文は「show+人+物」のかたちになっています。showedは、動詞のshowの過去形で、「見せた」という意味になります。
showed(見せた)の後に、人:「me(私に)」、物:「a picture of the trip(旅行の写真)」の語順で続いています。このように「give+人+物」と同じような使い方をします。
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「give+人+物」と「give+物+to+人」の書き換え
(1)I gave Emi a present.
私はエミにプレゼントをあげた。
(2)I gave a present to Emi.
私はプレゼントをエミにあげた。
「give+人+物」は「give+物+to+人」に書き換えることができます。giveは、「(~に)を与える」という他動詞の意味と、「与える」という自動詞の意味があります。
例文(1)のgaveは他動詞なので、エミ「に与えた」という「~に」が動詞に含まれいます。一方、例文(2)のgaveは自動詞なので「~に」という意味が含まれていません。そのため前置詞のto「~に」が必要になります。to Emiで「エミに」という意味になります。
日常会話では、「give+物+to+人」よりも「give+人+物」の方が使う頻度は高いです。
「buy+物+for+人」の使い方
I bought a doll for my daughter.
私は娘のために人形を買った。
動詞によって、前置詞がforになることもあります。この例文では、「buy+物+for+人」の語順になっています。boughtは、buyの過去形です。
前置詞のtoとforの違いは、toは相手にとって必要で必ず届く場合に使います。forは相手が必ずしも必要ではなく届かない可能性がある場合に使います。
「give+物+to+人」は、giveが「与える」という意味なので、必ず人に物が届くので前置詞にtoを使います。一方、「buy+物+for+人」は、buyが「買う」という意味なので、買っただけで人に物が必ずしも届くとは限らないので前置詞にforを使います。
<toを使う動詞>
give(与える)、show(見せる)、tell(話す)、teach(教える)、send(送る) など
<forを使う動詞>
buy(買う)、get(手に入れる)、make(作る)、choose(選ぶ) など
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