usuallyとalwaysの違い!使い方は位置で印象が変わる!

今回は、「usually」と「always」の違いについてです。これらは頻度を表す副詞ですが、どれくらいの頻度を意味するのかに違いがあります。

文章のどの位置に使うのかで迷うことが多いと思いますが、そもそも副詞の働きを分かっていれば使い方は簡単です。

今回の記事では、usuallyとalwaysの違いと使い方について例文で解説していきます。

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「usually」と「always」の違い

usuallyは「普通」や「大抵」という意味の副詞です。

alwaysは「いつも」や「常に」という意味の副詞です。

どちらも頻度を表す副詞ですが、それぞれの意味からも分かるように、頻度の度合いによって使い方に違いがあります。

usuallyやalways以外にも、頻度を表す副詞はいろいろあるので、それぞれの違いを表にしてみました。

頻度 副詞 意味
100% always いつも
80~90% usually 普通,大抵
50~60% often しばしば,よく~する
20~30% sometimes 時々
0% never 一度も~ない

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always(いつも)の100%と、never(一度も~ない)の0%以外は、感覚的に個人差がありますが、これらの副詞の意味と頻度は以上の内容になっています。

特に、sometimes(時々)の頻度がとても個人差があって、たとえば、月に3、4回ジムに通っている程度でもsometimes(時々)を使ってもおかしくはない。日本語でも「時々」という感覚に幅があって、使う人によって異なります。

usuallyは、80%くらいの頻度で「普通」や「大抵」と表しています。つまり、usuallyとalwaysの違いは、「usually(80%くらい)」と「always(100%)」の頻度の違いで使い分けると良いでしょう。

usually-always-違い-使い方-位置-画像1

「usually」と「always」の使い方

usuallyとalwaysは副詞です。副詞は名詞以外を修飾する働きがあり、主に動詞と形容詞を修飾します。

つまり、usuallyとalwaysは修飾する対象の動詞や形容詞の前の位置におくのが基本の使い方になります。

それに加えて、文頭や文末にも使うことができますが、相手に与える印象が少し違います。

usuallyとalwaysの使う位置について、1つ1つ例文で確認していきましょう。

 

I usually eat bread for breakfast.
 
私はたいてい朝食にパンを食べます。

この例文のusuallyは、eat(食べる)という動詞を修飾して、「たいてい食べる」という意味で使っているので、動詞の前の位置に使われています。

usuallyやalwaysは、習慣を表す言葉なので、動詞も習慣を表す現在形で使うのが基本です。

 

I do not always eat bread for breakfast.
 
私はいつも朝食にパンを食べるとは限らない。

否定文でも副詞のalwaysが動詞のeatを修飾していることには変わりありません。ですから、動詞の前の位置に使うのが基本です。notとeatの間の位置に使われています。

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Do you always eat bread for breakfast?
 
朝食にはいつもパンを食べますか?

疑問文でも同様に副詞のalwaysが動詞のeatを修飾しているので、使う位置は動詞の前になります。

 

I am usually busy in the morning.
 
私はたいてい朝は忙しい。

文章にbe動詞を使っている場合は、主に形容詞が使われています。

その場合、副詞のusuallyは形容詞のbusy(忙しい)を修飾しているので、形容詞の前の位置に使うのが基本です。be動詞のamと形容詞のbusyの間の位置に使われます。

usuallyやalwaysなどの頻度を表す副詞は、修飾する動詞の前の位置に使うことが基本です。ただし、be動詞がある場合は同時に形容詞があるはずなので、修飾する形容詞の前の位置に使います。

usually-always-違い-使い方-位置-画像2

文頭と文末で相手に与える印象が変わる

I am not usually late.
 
私は普段遅刻しません。

Usually I am not late.
 
普段、私は遅刻しません。

I am not late, usually.
 
私は遅刻しません、普段はね。

usuallyとalwaysは、文頭と文末にも使うことができますが、相手に与える印象が少し違います。

1つ目の基本の使い方と、2つ目の文頭に使うかたちは、日本語訳を見てもそれほど大きな違いがありませんが、3つ目の文末にusuallyを使うかたちは、相手に与える印象が違うことが日本語訳からでも分かると思います。

初めにI am not late(私は遅刻しません)と言ってからusually(普段はね)と付け加えているので、本当に普段から遅刻しない人なのか?と疑問に思われてしまうかもしれません。文末に言葉を付け加えると話の内容によっては印象が異なるケースもあるのです。

日常会話でusuallyやalwaysを文頭に使うことはあまりありません。最も多く使う位置は1つ目の例文の基本の使い方です。

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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