「1日につきの回数」や「1人あたり金額」など、英語で「~につき,~あたり」と言いたい時は「per」を使って表します。今回は前置詞の「per」の意味と使い方について例文で解説していきます。まずは言葉の意味から確認していきましょう。
「per」の意味
「~につき,~あたり,~ごとに」
「per」は「~につき,~あたり,~ごとに」という意味の前置詞です。前置詞の後に名詞または名詞相当語句(名詞と同じような働きをする語句)がくるのが英語の基本ルールなので、「per」の場合もその後には数量や期間を表す名詞がきます。
「per」は主に商業的な専門用語として使われることが多く、日常会話では「a/an」を使うことが一般的です。
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It’s 3,000 yen per person.
1人あたり3千円です。
It’s 3,000 yen a man.
1人3千円です。
これらの例文の内容はどちらも1人あたりの金額について言っていますが、「~ per person」よりも「~ a man」の方がカジュアルな表現になります。
「a/an」を使う方が一般的ですが、状況によっては「per」を使った方が相手に伝わりやすい場合もあります。また、「per」は文字表現で見かけることがあるので、こういった表現も覚えておくと役に立ちと思います。それでは「per」の使い方を例文で確認していきましょう。
「per」の使い方
How much is it per person?
1人あたりいくらですか?
この例文は、1人あたりの金額を聞く時に使う定番フレーズです。たとえば、複数の人たちと一緒に食事をしていて、お会計は割り勘にしようとする場面で「per person(1人あたり)」を使います。1人あたりの金額を聞きたい場面はその他にもいろいろとあると思うので、このフレーズはまるごと覚えておくと良いでしょう。
ちなみに、割り勘を英語で言うと「split the bill(割り勘にする)」このように表します。「Let’s split the bill.(割り勘にしましょう。)」このようなフレーズで使います。
「per」は、「per person」以外でも「~につき」という意味で様々な表現ができます。「per」の使い方の例をいくつか紹介します。
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50 kilometers per hour
時速50キロ(毎時50キロ)
300 cans of juice per month
1ヶ月に300缶のジュース
3 kilometers per lap
1周3キロ
3 hours per day
1日あたり3時間
twice per week
1週間に2回
50 kilometers per hour(時速50キロ)」や「300 cans of juice per month(1ヶ月に300缶のジュース)」のように専門用語・商業英語として「per」を使うことはありますが、たとえば、日常会話で「I go to the gym twice a week.(私は週に2回ジムに行きます。)」と言いたい時は、「twice per week」よりも「twice a week」を使う方が一般的です。
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